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障害者だけどセラピスト [人生のハンデ]

プロのセラピストとして開業して8年半の月日が過ぎました。
私の専門はオーラソーマ
フラワーエッセンスクリスタルヒーリングです。
私が勉強を始めた頃は、ニューエイジブームとは、言われていたけれど
癒しという言葉がこんなに頻繁に使われることのない毎日でした。
それなのになぜこの道に入り勉強を始めたかというと、自分を癒したい一心で、始めたことでした。
私は二分脊椎症という遺伝子異常が原因の障害を持ってこの世に生まれました。
でも、内部障害ですから外見的には普通に見えますし、走れない等といった運動制限以外は
ほとんど普通に暮らしております。
しかし27歳のある日、突然に腰痛で倒れ、寝たきりとなってしまったのです。
大学病院の医師に「これは、先天性のものからくる骨格異常が原因の傷みだから、治療方法はありません。」と、
西洋医学では不治であることを宣告されてしまいました。
この時に私は、
「西洋医学が駄目なら東洋医学があるし、民間療法だっていっぱいある。
自分で自分の身体を使って試すなら何だって試してみることができる。」
そう、決意して痛みを消すために様々な治療法やヒーリングを受け始めたのです。
この時点で、実はまだ一人でまっすぐ前に向かって歩くこともできない状態でした。

 
最初に行ったのは、キリスト教の神父様や牧師様が「聖書の癒しの御技を・・・。」
ということで施術する気功法でした。
次に自己啓発セミナーに参加して、針治療やオイルテラピーと体験を重ね、
確実に肉体的症状も軽減されるうちに、癒しに関しての知識も次第に深まっていきました。 
こうして体験してきたものの中に自分が資格を持てば製品が安く購入できる
オーラソーマがあったのです。

当時の自分が年間に消費するボトル等の製品代の差額は、躊躇いなく私にレベル1を受講させました。
レベル1を終了したらすぐレベル2を終了(当時はこういうことが可能でした)、
ここでプロとして開業を勧められるのですが、自分は目的が違うのでと思っていたら、
友人から仕事としての協力要請が入りました。
そんな訳で運命に押し出されるかのごとく、プロとして開業した私でした。
既にこの時倒れてから十年の年月が流れていました。


あれから8年半、様々なシーンで数え切れないコンサルを現在までしてきました。
今では私は自分の障害を隠さないけれど、もともと内部障害といえる程度のものだから
障害者手帳を持つに至った両下肢肢体不自由も
かなり目ざとい人でなければ気づくこともなく終わります。
様々な考え方の人がいるのも事実なので、
わざわざ障害があることを公表するようなことはしないできました。
けれど、自分が癒され日々の幸せを享受できるようになるほどに黙ってはいられなくなるのです。

それは、私と同じ病気の者は治療の見込みもなく
死亡率も高い上に妊娠中に発見できるからと
おそらく世界中で生まれることなく堕胎され続けているからです。 

私はこの8年半、プロとして自己と他者の病気のメカニズムと向き合ってきました。
もっとも、オーラソーマは医療ではありませんので、
病気の方を病気として見るケースの方が少なかったかもしれません。
大方の人々は、病気というレベルには至っていない方々です。
けれども、このままでいったら確実に病に至るようなまたは、人生の転換期にいるような方々でした。
そのような方々が私と出会い、自己の方向性を見つけ出して
先へと進んでいかれるのを見ているのは、とても気持ちの良いものです。

そんな風に他者の背中を押してあげることは、誰にでもできます。
人間は自分が経験してきたことから学び答えを掴み取ることができるからです。
それができるのも、私が生きることを選択し続けてきたからにほかなりません。
これから、この場を借りて私は自身の癒し体験を中心に綴っていこうと思います。
内容はお勧め体験あり、専門的な話もありと幅広いものになる予定です。
これらの学びや経験を、できるだけ多くの方々にシェアできたらと思うからです。
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