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ハートとマインドの違い [ヒーリング]

昔、私はハートのエネルギーというものが解りませんでした。
何せハートチャクラの位置が一番最後までわからなかった人です。
明らかに、体の上三つのチャクラのほうがエネルギーが活性化した、サイキックなキャラクターなのです。
霊感が強いのは第三の眼のチャクラの開きから来るものです。
その他予感や予知若干の透視やテレパシー、チャネリングといったコントロールの利かない力が時々発揮されます。
1番嫌だったのは通学の電車で隣に座るおじさんがエッチな新聞で頭の中妄想だらけになっているのが、
眠っている私の夢の中に流れ込んでくることでした。
都会の電車で周りの人と体の一部分も触れずに座るのは難しいのです。
接触してなければこんなことは起きないんですけどね。
 
まぁ、こんな私が苦労したのがハートとマインドの区別だったのです。

私は家族の中では1番感情的な人間であるといつもいわれて育ってきました。
けれど、私の行動の基準は実は感情にはなく、現在最もすべきことは何か等という判断が優先する人間だったのです。
このため、「なにがしたいの?」「ワクワクすることはなに?」と、問われても「わからない」人だったりします。
私の親友は正反対の個性の持ち主なので、行動の基準が感情にあるため、
よく彼女は私の主張を引き出すために苛々していました。
彼女とは今同時に某エッセンスを学んでいますが、私が1番最初に選んだ精神と肉体の融合に働くエッセンスは、
今だ一度も選んでいないと聞きました。
ここにも私がハートよりもマインド優先の性質が現れているのです。

「感情」という言葉を使うとこれはハートの働きと思われがちですが、そうとも言い切れません。
オーラソーマではハートの中の感情の側面を「グリーン」とし、
ハートの中のフィーリングの側面を「ターコイズ」と二つの色に振り分けています。
これを一緒に取り扱えないほどここには違いがあるからです。
また、マインドの中の感情というものも厳密にはあります。
マインドを精神とするなら、何層にもなったサトルボディの精神体オーラの中にも、
ハートチャクラは存在しているからです。

コンサルテーションの現場でよくある誤解として「感情を重視して生きる」ということを話すと
「私は思いやり深い性質なんです。」と返してくる方々が結構います。
これがまさに、ハートとマインドの区別がついてない典型なんです。
なぜなら相手のことを思いやってあれこれ思考をめぐらすことは、マインドの働きであってハートの働きではありません。
相手のために何かしたい!で動いているのが、ハートに従って生きている状態なのです。


長い間この国では精神性を尊び育んできました。
けれど、それは感情で生きるということを拙い生き方、精神性の低いこととの誤解も生み出してしまいました。
精神性を育むことは決して感情を殺すことではないのですが、
個よりも全体を大事にするうちにいつのまにか間違った解釈で社会が進んできてしまったように感じています。
感情を発達させることをしてこなかった文化は、未発達な感情のエゴにさらされ、
精神性の高さとのアンバランスに苦しんでいるように見えます。
ここから脱け出すためにはまず、マインドとハートに区別をつけることが大事なのです。

自分の行動の動機がマインドにあるのか、
それともただ愛であるハートにあるのか見極めることも大事な一歩だと思います。
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