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遺伝子がかたちづくる運命 [人生のハンデ]

先日、三十年ぶりに泌尿器科の診察を受けました。
初めは世田谷区内にある総合病院に行ったのですが、私の病気は専門的すぎて検査も出来ないようです。
それで、二分脊椎症を研究している先生がいると、東京J病院を紹介され行ってきました。
専門検査は予約だけして待ちの状態ではありますが、
現在既にこの検査が終わったら障害者手帳の級数が二段階下がることはほぼ決まっています。

現代医学には遺伝子異常という病気の治癒のための治療法は無いからです。

医師は何故三十年もの間私が何処の病院でも治療されることがなかったのかを
理解できないでいるようでした。
何より典型的な症状は残っていたにも拘らず国立小児病院の医師が、
三十年前に何故治療を終了してしまったのかと呆れていました。

この三十年ぶりの診察はある意味で新しい認識を私にもたらしました。
日本は少ないけれどちゃんとこの病気を研究している医師がいるということ。
イギリスのように生まれることなく殺されるばかりではないということでした。
これは、宗教的な国民性の違いも大きく作用しているように私は思います。
イギリスは特定の地方に集中してこの病気が生まれる為に研究も進んで、
国としてのバックアップ事情も重なり生まない選択がなされ続けているようです。
しかし、新しく生まれる数が少なくなっているゆえに、
現在この病気を専門として治療にあたる医師の数が少なくなっているという問題も出ているという。

不思議なことに二分脊椎症という病気は、イギリス原産のある純血種の猫に多くみつかります。
しかし、この病気は産まれてすぐの子猫では判断がつかない面があり、
この純血種をブリードする人々は完全な健康体であることの確認の為に
生後半年まで手元で育てることをしています。
この病気に関する符号として、猫と人間を同列にするのは私くらいなものかもしれません。


この三十年を無謀な時間と見るか、
私が病院通いを免れていた貴重な時間と見るかは、相手によって見方が違うでしょう。


それから私は最近の遺伝子異常による病気だけを取り上げた
某TV番組のあり方は、否定せざるを得ません。
確かに現代医学では遺伝子異常による病気は治せないでしょう。
けれど、そのことを理由に運命が決まっているなんて言われたくありません。

どうしても、健常者の上から目線でものを言っているように感じます。


このブログをこれまで読んできた人なら理解できることだと思いますが、
三次元で生きてる人はすべて実は遺伝子に歪みがあるということ。
それを理解していたら、
同じ目線でものを見始めることができるのではないかと思うのです。

私は遺伝子レベルのものにも責任を持って生きて行きたい。
だから、それが可能になるアセンションした生き方を目指します。


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