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治療現場におけるトラウマの解消 [人生のハンデ]

この二ヶ月は正直ちょっと辛くてよくぽろぽろ泣いていました。
私をそんなナーバスにさせていた病院での精密検査が終わりました。

子供の頃は一年に一回は精密検査を受けていたのですが、
着衣は全部脱いでたくさんの男性(医師や検査技師の方々だと思います)に囲まれて
という感じでしたので心理的に嫌でした。
今回のも内容は半端じゃないです。
膀胱の内圧を測る検査ですから、下から管を入れて造影剤を膀胱に入れてレントゲンを数枚撮ります。
更に、その撮影台の上に跨ったまま膀胱内に入れた造影剤を排出する時も撮影します。
・・・・・・私がナーバスになっていた理由がわかりますでしょうか。

でも、今回は前日の晩に大天使ラファエルにお願いをしました。
「検査でトラブルなく、つつがなく済みますようにお力添えをお願いします。」と。
それでも当日の朝は何となく胃が痛むので、
バッチフラワーのレスキューレメディを検査直前まで飲み続けました。
憂鬱な気分は晴れないけれど、なんとなく大丈夫というのもどこからか意識に流れてきます。

検査が始まると始めは横たわって乗った台が90度起き上がって便座状になることには、
医療機器の進歩に素直に感動してしまいました。
立ち会う医師も撮影する技師も女性なのはやはり心理的に負担が違います。


午前中にこの検査を受けて、午後に検査の結果を踏まえて診察です。
検査結果には先生も判断に悩むものがあったようです。
二分脊椎症というのは症状にかなり幅がある病気なのです。
膀胱の内圧は健常者の倍以上の数値が出ているものの極端に異常がみられるほどではなく、
心配されていた造影剤の逆流も起きない。
前回の腎臓の検査でも異常は認められない。
しかし、膀胱に若干の変形が認められる。
ぶっちゃけ、導尿を強制するレベルではないが、したほうがいいと思える。
どこまでもボーダーラインにいるのが私のようです。


とりあえず、投薬と導尿を行なってみて様子を見ることになりました。

となると、今度は看護士から導尿の指導を受けることになりました。
子供の頃、行なっていたとは言えそれは体内留置タイプでした。
現在はこれは行なわれておらず、基本は使い捨てだそうです。
思い返してみれば、子供の頃も診察で体内に入れているカテーテルの取替えは、
看護婦さんの仕事だったと思うけれど、先生も立ち会っていたから、
大勢の前で下半身をさらしていなければいけないのはやはり気分の良いことではありませんでした。

ケアルームという所に移動して導尿指導を依頼しますと、
「ここで行なうわけにはいきませんので、場所を確保してきますから少々おまちください。」と、
個室を用意してくれました。
ここで指導が始まったのですが、午前中の検査で尿道に傷がついて
出血していることがありうると聞かされたのですが、これは全く問題ありませんでした。
改めて大天使ラファエルに感謝してしまいました。
そして、子供の頃と違って自分ひとりの力でカテーテルを入れるのです。
通常は鏡を使用しますが、私は体の感覚で入れられると思い使用しませんでした。
この日私は、たまたまロングフレアのスカートを着用していましたので、
前から見ても見えない加減で導尿指導は無事終わりました。


始まるまではひたすらナーバスになっていた検査と診療でしたが、
結果は、子供の頃の診察等で嫌だと思っていた体験が医療の進歩とともに全部変化した一日でした。
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