癒されることを拒む心 [フラワーエッセンス]
私がエッセンスの資格を取るために学んだ先生は、
再三、クライアントの許可ということに注意を向けるよう教えて下さいました。
これは、オーラーソーマでいう非支持性にも通じるお話なのです。
相手がその問題を手放す準備ができていない時、
潜在意識や無意識の領域の情報を動かすようなリーディング、調合をすべきではないのです。
病んだままより癒されたほうがそれでもいいのでは?と、
思われるかもしれませんが、勝手に他者の病を取り除くなんていうのは、
暴力行為に等しいのです。
病気には魂からのメッセージが含まれています。
これは「病気」と名前がつかない状態においてもそうです。
感情的なストレスさえも何らかの気づきを本人に促しているのです。
それを学ぶチャンスを与えずに奪い取るようなことはしてはいけないのです。
良かれと思ってしたことであってもこのような行為には必ず報いがあります。
場合によってはクライアントもさらに傷つくこともありえます。
だから、癒しの主導権はいつでもクライアントになければいけないのです。
そのクライアントが「このことしんどいけれども、まだ手放せない」と
言っているうちは、クライアントの望むレベルのものを提供するのが一番なのです。
でも、大抵はこんな風に自覚がない場合でも、クライアントは無意識に
自分のレベルにあったセラピストやアドバイザーを通常は選びます。
この世はとても上手く出来ているのです。
実感があるので大いにうなずけます
by 菊地一也 (2009-04-30 16:10)
菊地一也さん
はい、すべてを信頼するだけなんですよね。(^^)
by A・ラファエル (2009-04-30 20:03)
ボディワークでの指導におけるクライアントさんについても、自分自身のことにも、とても参考になりました。
こちらの伝えたい思いが先行したセッションをしてしまうことがあり、いつも反省です。
by みど (2009-04-30 20:43)
以前、ある方のブログで「いくらでも好きなだけお金を使えるとしたなら、どんなことをしてみたいですか?」というような質問形式の記事を読んだことがありました。
「世の中の人全てに、一生不自由しないだけのお金を配ったらどうなるか試してみたい」とコメントを書いたところ、「それでは働く人がいなくなって困るかも知れないですね」という返コメが書かれていたのを見て、(なるほど、それも一理あるな~)と思ったことがあります。
そんなことを、この記事を見て思い出したのですが、どうにも相変わらずのピンボケコメントでスミマセン(^^;
by SKY CRUISER (2009-04-30 21:11)
みどさん
他者を指導するってデリケートな作業ですね。
こちらからがんがん行くばかりではなく、
一歩引いて相手の求めるものに耳を傾けられたらいいかなぁと、
思います。
SKY CRUISERさん
それ理想ですね。
私は多分お金に関わらずに癒しを行なっていくタイプですので(^^)
現在お金をいただいているのは、相手の覚悟の深さも含まれています。
by A・ラファエル (2009-04-30 21:20)
難しいお話しですね。
by U3 (2009-05-01 07:20)
U3
困っている人がいたら手を差し伸べてあげたくなるけれども、
手出しちゃいけない時もあるということでしょうか。
by A・ラファエル (2009-05-01 08:21)
子供を甘やかせば、その子供が大人になって苦労するというのと同じことかも知れないですね。
自分も、かなり甘やかされて育った方だと思います(^^;
by SKY CRUISER (2009-05-02 09:57)
SKY CRUISERさん
愛情をかけることと甘やかすことは、一緒ではないということですね。
by A・ラファエル (2009-05-02 23:50)
興味深いお話しです。
by ゆき (2009-05-03 11:49)
ゆきさん
癒しって治せばいいではすまないんですね。
過去ログ カテゴリー 「治病」のなかにも似た様な話があります。
by A・ラファエル (2009-05-03 20:11)