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孤独と睡眠の関係性 [うつ病]

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多くのうつ病患者の皆様が、睡眠についての苦労話を訴えていらっしゃいます。
それらを読みながらある情報が私の中でつながり、
妙に納得できてしまった私でした。

うつ病になる人の心霊学的見地による心理パターンに、
「人生の霊的側面が受け入れられない。」という面があります。
割と思想的には合理主義である人が実際多く見受けられます。
自己に高次の自分が多次元に渡って存在しているなどと言われても
無条件には承服しかねる人がほとんどではないでしょうか。


睡眠は肉体を休ませるだけの時間ではありません。
眠っている間、私達の意識は集合意識で他者の意識とも繋がっているのです。
つまり、無意識の世界で他者と交流しているということです。

昔見たTVで紹介されていた在る女性は、身体的には異常がないにも拘らず
何年間も眠ることが出来なかった時の心理状態を話していました。

「世界中でたった一人取り残されているような物凄い孤独を感じていました。」

睡眠できないだけで感じる孤独とは、なんでしょうか。
彼女は友達も家族もいる、決して孤独な生活をしてはいない人だったのです。
睡眠中に行われているという私達の霊的活動に混ざれない
そのことがもたらす孤独であったと推測されています。

うつ病患者の皆様は、自己の霊的側面を否定するところから、
睡眠中の霊的活動を無意識で忌避し、
ぐっすり眠るという幸せを遠避けているのではないでしょうか。
そして、これゆえにいっそう孤独感が付きまとっているのではないでしょうか。

睡眠と孤独の関係は、
覚醒している意識だけでは、知覚できないものがあるのです。


過去の関連する記事
http://blog.so-net.ne.jp/emerald-heart/2008-05-12
http://blog.so-net.ne.jp/emerald-heart/2009-03-16-1
http://blog.so-net.ne.jp/emerald-heart/2009-04-24
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コメント 11

cana

コメントありがとうございます!
ブログを始めて最初のコメントだったので、とても嬉しかったです。

私の職場にも心の病気で休職/復職を繰り返している人が多いので、興味深く読ませて頂きました。
少しずつ過去のブログも読ませて頂きたいと思います。(*^_^*)
by cana (2009-11-14 23:59) 

ruriy

睡眠中の交流の話、占星術でも応用して話されたことがありました。
今、思い出しました。
そう言えば、うつ病になったとき、最初は全然眠れなくて、その後は1日15時間くらい寝てました。
by ruriy (2009-11-15 00:51) 

A・ラファエル

canaさん

こちらこそご訪問ありがとうございます。

本当に世の中うつの方が多くて人事ではすまない世界になりつつありますね。
過去ログに何か役に立つものがあればいいのですが。


ruriyさん

睡眠中の私達の活動については、覚醒時と睡眠時の意識の断絶が
なくならないと理解されない部分かも?です。
霊的に発達するとここの壁もどんどん薄くなるのですけれど・・・。
by A・ラファエル (2009-11-15 09:15) 

菊地一也

面白い。
じつに面白いです。

うつ病の方に特徴的な睡眠パターンは
早朝覚醒です。

西洋医学的には
脳内へのメラトニンの貯蔵が
不十分になることによって
起こります。

しかし
ではなぜメラトニンが
欠乏するのかという点については

決定的な理由が実はありません。

by 菊地一也 (2009-11-15 13:26) 

しばはな

私も、もともとよく寝る(7-8時間)人なのに、不眠で「うつ」に気づきました。快方に向かうにつれて、睡眠剤も減少していき、今はよく眠っています。先日、過眠についてA.ラファエルさんにコメントしていただいて、すごく救われました。どこかで「こんなに眠っていて、時間を無駄にしているのではないかと」自己嫌悪が少しあったからです。ありがとうございます。
by しばはな (2009-11-15 17:58) 

A・ラファエル

しばはなさん

どういたしまして。

by A・ラファエル (2009-11-15 18:13) 

A・ラファエル

菊地一也さん

コメント前後してしまってごめんなさい。
PCの調子がおかしくて、入力ミスしてしまいました。

面白いでしょう?
私も ruriyさんのコメントを読んで益々確信に近付いた気が致しました。

by A・ラファエル (2009-11-15 23:12) 

みぃ

はじめまして。
菊池先生のところから、こちらにお邪魔しました。

私も長年うつで(今は良くなりましたが)不眠や過眠を経験してきたので
非常に興味深く読ませていただきました。

というか、今は「合理主義」の人が本当に多いですよね。
私は子供の頃から誰に言われたわけでもないのに「見えないもの」を
信じていました。
しかし、周囲の人たちから「そんなものを信じるのはおかしい」と言われ、
しばらくの間封印してしまっていました。

最近ある人との出会いによって再び興味を持ち始め、なんだか心が楽に
なった感じがします。
「霊的側面」から物事を見ることで、心豊かに生きられるように思います。

過去の記事も少しずつ読ませていただきますね!
by みぃ (2009-11-18 11:44) 

A・ラファエル

みぃさん

はじめまして。
私達はもともとスピリチュアルな存在なので、
それを否定する方がアンバランスを招くと私も思っています。
思い込みを手放せてよかったですね。
by A・ラファエル (2009-11-18 12:15) 

ぴよぴよ ベクトル

A.ラファエル様

息も絶え絶えに鬱を超えると
富士山から旭でも昇るような元気な声で
鬱明けを知らせて見える若いお友達がいます。
段々 幾分かずつは軽い症状になってはいらっしゃるのですが。
宗教家のお家にお生まれで
今は たった一人でお山を守っておられます方。

今日お書きのblog ゆっくり再読させて頂きます。
とても よいご示唆に感謝いたします。 ぴよ拝
by ぴよぴよ ベクトル (2009-11-21 00:03) 

A・ラファエル

ぴよぴよ ベクトルさん

どういたしまして。
よかったら過去ログもご参考にどうぞ。
実は鬱については、カテゴリーにおさまらないほど
過去ログのあちこちで書いています。
by A・ラファエル (2009-11-21 09:36) 

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