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禁忌 その3 [カルマ]

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人間の父親と堕天使の母親、
このようなカップリングから子供が産まれるというのも、
「フォール(堕落)」という特殊な状態にあったからと考えられます。

この時の父親はなんだか放っておけない依存体質の強い男性です。
きっと、天使の母親は「この人、側についていてあげないと・・・。」と、
愛しすぎてしまったのでしょうね。
でも、父親はそれで愛しあった存在が、
人間とは違うという所を完全には理解していなかったのです。

二人の愛の結晶となるはずの子供が、
母親が死ななければ生まれてこないその様は、
母親を食い殺して生まれてくるかのような心のダメージだけが私に伝わって残っていて、
彼にとって赤ん坊は自分から愛する者を奪う存在にしか見えなかったようです。
生まれた私を育ててはくれていますが、
掛け値なしの愛情を注ぐというようなことは出来ず、
やがては私は憎悪の対象へとなっていってしまいました。

私を憎まずにいられないほど、
この出産における愛する者の消滅は魂に深い傷を与えたのです。
普通の死別でも、心に傷が残ることがありますが、
私達人間は霊的には不滅で、生まれ変わって再び出会えるということを、
魂の次元では知っています。
けれども、天使であるこの母親との場合、そのような霊的な再会は未来永劫望めないのです。

この時の父親だった人の生まれ変わりとは、今生すでに出逢っているのですが、
私への憎しみがまだ消えないようでした。

癒やしを仕事にしながら自分が癒されることは頑なに拒んでいる状態で、
当然仕事がうまくいくはずはないのでした。



私の誕生によって存在自体が消滅してしまった天使の母親は、
この恋愛と出産でつくってしまったカルマがあります。
それは代わりに生を受けた私が自動的に引き継ぐことになるのです。

本来、カルマというものは自分でつくったもの以外、
自分の努力があっても消せないものです。
ですから、変容の力も失っていた人間のこれまでの歴史のなかでは、
消せないカルマを背負って私は転生を繰り返していたことになります。

そして、現在は、変容のヴァイオレットの炎の力も取り戻し、
地球のアセンションに伴う恩赦の大盤振る舞いがあるから、
消せないカルマもない光の時を迎えているのです。


地球の文明的歴史の始まりのあの時代、
人間と結びついた天使がどれほどいたのかは知らされていません。
けれども、この結びつきは深刻なトラウマを人間側に残すことがわかったから、
いつしか人間と天使の恋愛は禁忌となっていったのでしょう。
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