冷え

私はあまり冷えというものを体感しないで生きてきました。
ひとつには私が陰中の陽という質の持ち主なのがあったのではないかと思います。
そして、肉体の神経の繋がり方が他者と違うことも影響しているのではと思います。

陰陽の考え方でいくと、女性が陰で男性が陽になります。
陰は冷やし固める質であり、陽は熱し発散する性質です。
つまり女性はもともと冷えやすい性質の生き物なのです。

しかし、世の全ての女性が陰の存在かというと、
決してそんなことはなく、私のように女性的質の限りなく少ない者も存在しています。
女性であれば全て陰と言い切れるほど、単純ではないようです。


その私の体質が変わり始め、冷えるということを近年体感するようになりました。
振り返ってみれば、独り暮らしを始めたことで食生活が大きく変わったことも
影響しているのでしょう。
麺類が増えたと言うことは、米よりも小麦を食べることが多くなったということです。
小麦は陰の食べ物なので、冷えをすすめるということです。

気づいたら、私の下腹部にぽっちゃりと脂肪がついていました。

脂肪は熱を伝わりにくくする働きがあります。
女性の下腹に脂肪がつきやすいのは、
身体が本能的に子宮の体温を一定に保とうとしていることと関連しています。

つまりは子宮が冷えないように上に脂肪を着込んでいる状態です。


私本人にはそこが冷えている感覚はないのですが、
残念ながら私の体感はあてにならないところがあります。
自分の脚には触覚や痛覚がないと思える場所がある位なのです。
このところの子宮の不調も気になっていたので、
そのぽっちゃり脂肪のついた部分にカイロを貼り付けて一日過ごしてみました。
すると、長く続いていた下腹部の不快感が段々和らぎ、
一夜明けた今日にはすっきりしていました。
体重計に載ってみれば、体重は増えていたのに、
皮下脂肪率マイナス６．４％
内臓脂肪率マイナス６．１％の数字が出ました。

私のハイアーセルフが頑なに子宮の不調について病院に行く必要なしというのが、
理解出来た気がしました。

出血が見られてから良く思い出されるのが、
マンガ「ベルサイユのバラ」のラスト近く、王妃マリー・アントワネットが、
牢獄で過ごしている間に出血が止まらなくなるというエピソードです。
冷えと湿気が原因だろうと世話をしている女性は言います。

冷えだけでも出血するのかもしれません。
実は膀胱炎も漢方では冷えから来るものとの考えで、
まず身体を温めるように言われます。
西洋医学の医師はこんなことは注意しません。
水分を沢山摂って尿を薄めるように言います。
（この行為は実は冷えをすすめます。）

いつもの病院での検査まであと一週間ほどあります。
ちょっとダイエットローラーの刺戟だけでなく、
使い捨てカイロも毎日使って腹部の温めに集中してみようと思います。



論文、再再提出になりました。
更新ペース落とします。

タグ：陰陽 冷え性

コメント 2

私は「冷え」きつい方です。
あまり女性っぽくないのに　笑
ここ2ヶ月ぐらい、半身浴をしてますが、
かなりいいです。
夜、しっかり眠れるようになりました。
by ikuko (2013-12-13 13:05) 

ikukoさん

ながくコメント欄でやりとりしていますし、
ブログでのチビちゃんとのやりとりを見ている限り、
ｉｋｕｋｏさんはとても女性的な方だと私は思っています。
ご自分ではそのように思われないのだとしたら、
女性性というものをどのように定義しているかということになるかと・・・。

夜しっかり眠れるのは大切ですね。

by A・ラファエル (2013-12-13 19:47)