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魂抜きと神還し [地球の癒し]

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現在連載されている実話系コミックで一番興味深く読んでいるのが、
永久保貴一さんの霊験修法曼陀羅です。

私の母は、両親が結核にかかっていたために、
叔父夫婦に育てられた人です。
この引き取られた家が浪江にある真言宗のお寺でした。
このような背景からか、私は仏教にはなじみがあるのですが、
母の供養のためにはいった真如苑以外では、
修行というものとは無縁の人です。
あそこの教主様が阿闍梨だったとか、
仏像の開眼をされたとか、
そういうことは耳にしていましたが、
それが具体的な何を示すのかがよくわからない。
わからないけれども、本山に通ううちに真言のいくつかと般若心経だけは覚えました。
やがて、お布施を次々と要求する在り方に疑問を持ち、
あそこを離れて数年後、教主様が亡くなられたのをNewSで知り、
その頃側に来ていた霊の正体を知ったのでした。
あの頃、影響力のある人が死ぬと何故か私の所に来ることが良くありました。

数日そばで過ごし、会話したりしている間に向こうが何かを得て次に進む、
そんなことが度々繰り返されていたのです。
この理由は今もよくわからないですが、
最近ではこういうことはないです。
すでに私のアンテナが死者の霊を捉えにくくなっているからだと思います。

さて、当時は耳にしていても具体的なことがわからなかった開眼とかを
知ることが出来るのがこのマンガです。
これを読んで「成る程、だから時々生きていると思える仏像が存在するのね。」
と、納得する私です。
そう喜々として読んでいたその後で、私はぞっとする事実に思い当たりました。
「うちの寺の観音様、魂抜きしていない!」

実は3.11.が起きる少し前、私は友人のアドヴァイスに従い、
こっそりとお寺さんに行って、魂抜きをしてきたのです。
もちろんあんなことがおきるとは、夢にも思ってはいませんでしたが・・・。
そして、何故こっそりとしなければならないかというと、
そこのもうひとりの叔母が残した遺言で相続のことでもめて、
私は寺に近づくなと言われていたからです。
でも、あそこのお寺を継いでくれた親戚は私とは面識がないので、
ばったりあってもばれないだろうということで、
こっそり、ひっそり行ってきました。

真言宗ですから、神仏混淆の色が濃いのでしょうね、
境内には神様を奉る社もありました。
でも、若いお坊さんだから神様のほうの祭り方はわかっていないらしく、
捨て置かれる寸前になっていたので、
神様は私が還してしまいました。
ただ、観音様の方は手を出すのに躊躇いがあり、そのままにしてきたのです。
現在このマンガを読むと、私では手に負えなかったかもというのも理解しますが、
同時に今後何十年単位で立ち入り禁止の解けない地区にあるあの寺に、
拝みに行くことも
撥遣に人が行くことなんて出来るはずもなく、
しかし、このまま放置すれば、とんでもないことになるのも理解できます。

グーグルマップでは、すでに場所の詳細な確認もできない空白地帯です。
生きている人は立ち入れない・・・ならば肉体のすでに無くなっている人に依頼しよう。
そうして心当たりのある僧侶の霊を呼び出してお願いすると、
快く引き受けてくださいました。
対価はすでに受け取っているということで、
「死んですぐの頃は、お世話になりました。
こうしてお返しが出るのは有り難い。」と、お礼まで・・・。

ある意味
カルマってこのように解消されていくのだと実感するのです。


生身の人がする撥遣ではないから、
完全ではないかもしれないけれど、
観音様を祟り神にしてしまわないためには必要な対処かと思う私でした。

タグ:密教
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