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残された盲導犬 [アニマルヒーリング]

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痛ましい事故が起きました。
東京 銀座線のホームから視覚障害者が転落、世田谷の男性が死亡したのです。
この事故について、昨日の18日に東京視覚障害者協会の協力のもと現場調査が行われ、
ホームの危険な構造が明確になりました。

参考NewS http://news.so-net.ne.jp/article/abstract/1280913/

東京は日本で一番バリアフリーが進んでいると言われる都市ですが、
現実ではまだまだ不備があるということがわかります。
1日でも早く、わかった危険ヶ所の改善を進めて欲しいものです。


ところで、私は今回のNewSを見ていてとても気になっていることがあります。
ホームに残った盲導犬のことです。
NewSを最初に目にした時は、犬は巻き添えにならなかったことに一度は安堵したのですが、
時間が経つうちにゆるゆると今度は別の恐れが忍び寄ってきます。
この盲導犬は、自分が守るべきパートナーの死を目の当たりにしてしまったのです。
きっとものすごいショックを受けていることだと思います。
この盲導犬についての詳細は報道されていませんから、
若い犬なのか老犬近いのかもわかりませんが、
この先パートナーを変えても仕事が出来るかどうか、
それよりも生きていく気力が残っているのかどうか心配になります。

盲導犬は、視覚障害者に貸与されているものなので、
今回のように利用者が死亡したなら、
派遣元へ返されることになるでしょう。
被害者に家族がいてもなかなかそちらで引き取りということもままならないものなのです。
今後のこの盲導犬の行く末も気になるところです。


私は大型犬が好きで、特にワーキングドックと呼ばれる種類が好きなので、
秋田犬やジャーマンシェパード、ベルジャンシェパードといった犬達を飼育してきましたが、
ワーキングドック達は自分の仕事に皆誇りを持っています。
仕事が好きで、出来る仕事があることが喜びであるのが彼等なのです。
その仕事で、取り返しのつかない失敗をしてしまったことによるショック。
犬にそこまで理解できるはずがないという方もいるかもしれませんが、
厳しい盲導犬の訓練をパスした個体は、他の犬よりも知能も高いものですし、
単純に飼い主に死なれた犬にだってショックはあります。
今現在のこの犬の気持ちを思うといたたまれない気分になります。

映画化された「警備犬」には、現場捜査で爆発に巻き込まれ、
ショックで現場に戻れなくなった警察犬の話が出てきました。
今年早々には、災害救助犬として活躍していたジャーマンシェパードに癌が見つかり、
リタイアが決まったニュースも流れてきました。

もともと仕事をする彼等は、受けるストレスも家庭犬とは比較にならないので、
総じて短命です。

今回の盲導犬の心が癒されることがあるのだろうかと、
胸を傷めるばかりです。
せめて、フラワーエッセンスを与えてあげられれば・・・とも、思ってしまいます。
今回の事件では、
こんなニュースにならない部分が気になって仕方がない私なのです。
タグ:犬の気持ち
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ikuko

盲導犬のメンタル面、心配ですね・・・

by ikuko (2016-08-19 12:46) 

A・ラファエル

ikukoさん

はい、誰かの手がさしのべられているといいのですが・・・。
by A・ラファエル (2016-08-19 13:17) 

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