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天命 [カルマ]

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世の中の多くの人がその癌闘病の行方に関心を持たれていた女性が、
お亡くなりになりました。
残されたご家族や関係者一同の心痛は、想像してあまりあるものです。
故人への冥福を祈るとともに関係者が一日も早く穏やかな生活を取り戻せるよう
願っております。

私はすでにテレビを持たず、観ない生活にして13年が経ち、
この女性については闘病が始まりマスコミが異様に騒ぐことで、
初めてその存在を知りました。
つまり、思い入れも何もないところから、
流れてくる情報だけをキャッチして見守っていました。
その内容を見る限り、ただ、普通に癌に対する治療を受けている印象で、
これでは楽観視は出来ないかもとは、考えていました。


何故、癌が発病した人の多くが死ぬのかを理解している人は多くないと思います。
癌そのものが原因で死ぬケースは全体からすれば少数で、
抗がん剤の毒性に癌細胞だけでなく健康な細胞も負けてしまい、
生命力が著しく低下してしまうのが主な原因です。
このことを理解して、ノニジュースで健康な細胞へのケアと一緒に、
抗がん剤治療を受けた知人は、寛解しています。
この人と同時期に発病した路子は、始めは自然治癒力を高める抗癌治療で、
効果をあげたもののあとは諸事情で治療方針を変えざるを得ず、
抗がん剤治療を受けることになり、それ以前よりも短い時間でこの世を去りました。


同じ癌であっても治る人と治らない人がいる。
これは天命としか言えません。
その天が定めし命でありますが、
ここでいう天とは大いなるものとか神とかいう外側にある別の存在のことではなく、
魂とかハイアーセルフとかアイアムなどと呼ばれる
自分自身の一部のことです。
つまり、私達は自分で自分の命の命数を定めているのです。


幼い我が子を残して死ぬなんてあり得ないと、
多くの女性は今回のことに涙を流しているのかもしれませんが、
この状況のなかで逝くことが本人と深く関わる人々の間にあるカルマを解消するのに
最善なことであるかもしれないのです。

日本的な死生観でいけば、死は悲しいもの悪いものでしかありませんが、
別の宗教観では、生の呪縛から解き放たれる祝福であるという見方もあります。
神という次元から観ると人の生き死には、悲しむようなことではないのです。
これを人間的な感情で理解するのはとても難しいことではありますが・・・。


魂は生まれ変わるけれども、
死んだ人は生前と同じに甦ることは出来ません。
キリストだって復活したあとは変化してしまっているから、
この次元に留まってはいられなかったのです。
もちろん生前に復活のための充分な備えがあったからこそ、
キリストの黄泉がえりは可能になったのです。

私達の殆どは、死後への霊的な準備をしていません。
甦りの場合は、先ず第1段階としてチャクラの活性がなされていなければ、
この扉は開くことはないものです。
この扉が開けられないうちには、死ぬことは絶対条件としてあるので、
何時どのように死ぬかの選択が魂の次元で決められるのです。
はたからは理不尽な死に思えるものでさえ、
本人の魂から言わせて貰うとベストなタイミングであるかもしれないのです。

死せる本人以外に出来ることは、
故人の選択を認めて受け入れることだけなのです。

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ikuko

元気になられると勝手に思ってました。。。
会見はなんどかテレビでやってましたが
みられないのですぐチャンネル変えてました・・
by ikuko (2017-06-27 12:30) 

A・ラファエル

ikukoさん

癌という病態を知らないと、
本人から発せられる言葉で治るように錯覚することもあるかと思います。
多くの人は自己の魂の望みとマインドの間に乖離があることを
理解していませんから、前向きな気持ちな発言になっていたでしょうし、
注目されすぎていたから弱気な発言も出来なかったかと・・・。
by A・ラファエル (2017-06-27 22:13) 

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