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癒しの使命 [親と子の葛藤]

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先日知り合いがブログで書いていたのですが、
最近親子間の問題をクリアーできないまま大人になっているタイプの人が、
重大な事件を引き起こしていたり、
クライアントにこのタイプの人が目立つというのです。

現在問題が表面化している人々は、
反抗期らしい反抗期を迎えず、
心理的な親殺しが出来ていない人々であるという。


子供というのは、最初親が神にも等しい存在なのです。
これは生活のすべてを親に依存したところから人間の一生は、始まるから。
けれど、成長の過程で、親が全知全能の神ではないことに気づいていきます。
そこで、親に反発したり、反抗したりして、
親の絶対的支配から逃れる試みが行われ、人格形成の自立に繋がるのです。

反抗期がないというのは、親がコントロールする、
親にとっての優等生というか、(都合の)いい子のままでいるということに繋がります。
これはまさに条件付けの愛の世界です。

知り合いはこれを癒すカラーコンビネーションは、
ヴァイオレットとピンクであると書いておりましたが、
この組み合わせは、私のバースボトルとハンドルネームから導き出すボトルが
どちらもこの2色なのです。
つまり私は親子間の問題を癒すエネルギーの持ち主だったということに気づかされました。


振り返ってみれば、私の所に来るクライアントさんは、
最初から親子関係で悩む人達ばかりでした。
父親との問題を抱えた人も、母親との問題を抱えた人も、
子供との問題を抱えた人も、いました。
ですから、私は最近の傾向は・・・と言われてもぴんとこなかったのです。


私自身、昔は親を憎んでいたほどの葛藤を抱えていましたから、
クライアントさん達が苦しんでいるのも理解できます。
特に私の所に辿り着く人達というのは、こじらせまくりの人達が多いです。


本当に皆様、素晴らしくよく頑張ってご自分を癒して、
穏やかな生活を手に入れる人、
多少は改善されたので、これでいいとする人、
いろいろです。これはその人の選択です。


私は、自分のことを、深くは考えずに今日まで来ましたが、
魂レベルでの男性との問題を抱えていたというのは、
繰り返す転生で、父親や兄といった男性の家族とのトラウマが、
根本にあったのだと理解しました。
今生は体の問題があるので、積極的に男性とのことを解決しなくても・・・といった、
気持ちもなきにしもあらずで、
この理屈に気づくのが遅くなりました。


少し前に、幼馴染みが伝える神様の言葉の中に、
「家族の調和を図ることが使命」というのを言われ、
聞いた瞬間は何で私がと思ったのですが、
自分の家族のことではなくそもそも仕事について訊ねたのだから、
これは癒しの仕事における話と捉えなければならなかったのです。
ちなみにうちの家族は母は他界していますし、
姉はもともと父とは仲がよいので、今は私が特に何かする必要はないのです。


とりあえず、自分の仕事に対する気づきを得て、
心新たに、取り組んでいこうと思うのでした。



写真は今年最初に咲いた月下美人の花です。
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AKAZUKIN

月下美人、光の当たり方が美しいですね!
反抗期がないというのは・・ってよくわかります。
一見悪いことのように言われがちな気がしますが、
お互いに自立するために必要なスッテプな気がします。
by AKAZUKIN (2019-07-12 12:39) 

A・ラファエル

AKAZUKINさん

ありがとうございます。
月下美人は夜咲く花で、フラッシュを使うと白飛びしてしまうから、
部屋を暗くして片手にライト、片手にカメラという
言葉通りの手探りで、毎年撮影しています。
いつもひとりで四苦八苦しながら開花した一夜に、
シャッターチャンスを得て撮り続けています。

親子にはお互いが気持ちよく生きるための適切な心の距離感が
必要だと言うことですね。
by A・ラファエル (2019-07-13 09:54) 

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