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はじまりの闇 [親と子の葛藤]

私がヒーリングの依頼を受けた方々の親に問題がないことは、ありません。
私が独身者だからか、親が子のことで悩んで相談に来るケースは、
圧倒的に少なく、
子が親から受けたものにより悩み、傷つき相談に来る場合がほとんどです。

それでも、自分の悩みの根本が親であると気がついている人はあまりいません。

多くの人々は、親達は愛し合っているのだという幻想を抱いているのです。
だから、親に問題のはじまりがあるとは、考えられないのです。
けれども、膀胱炎をもとに原因を遡って探った私がそうであったように、
結婚して子を成したとしてもそこに男女間の愛が本当にあるとは、限りません。

クライアントの多くが血の滲むような心の痛みと向き合うことになっているのは、
親からの愛が得られなかったという思いによるものです。


心理学的に、人間は同性との付き合いには同性の親とのパターンが、
異性との付き合いには異性の親との個人が持つ関係性が表れます。
ですから、親子関係がうまくいっている場合は、
その人は他人とも上手に付き合えるということになるのです。


私はオーラソーマのB36をバースディボトルに持って生まれてきていますから、
親達が真に愛し合っているときに出来た子供です。
けれども、私という魂が両親の愛というものにトラウマを抱えていたから、
自分の両親が本当に深い愛に結びついたものであるのが、私には見えませんでした。
私がヒーリングを学び、無条件の愛というものを理解できるようになって初めて、
今生の両親二人がどれほど実は深く愛し合っていたかを理解したのです。
このように、
自分の心の眼が開かなければ真実の姿は見えないものなのです。


過去世の私ほどではなくとも、
女性達は家という重責を背負わされて、婚姻関係のなかで、
男性を受け入れる必要性を迫られる女性の痛みは、
子を素直に愛せないという心の闇に繋がってしまいます。
結果は子が親からの愛を確信できないことへと繋がっていきます。


とても、哀しい闇の連鎖です。
そろそろ、人間がこのことに目覚めて変えていきたいものですね。


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母の心情と大きな間違い [親と子の葛藤]

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カードリーディングを駆使して出てきたものは、キーワード「母」でした。
母に関することでインナーチャイルドに関わらぬエピソードとなると、
死後母が私を心配しすぎて取り憑いていた事件があります。
私がまだ自分の霊力の強さに自覚の無かった頃のことで、
プロのお世話になった唯一の心霊的エピソードです。

本当は自分で対処できるはずの私が、他者に頼らなければならなかったことから、
才能の否定というテーマが見えてきて、
芋づる式にいつも私が将来なりたいと言い出したものを否定されていたことを
思い出しました。

多分、最初は画家でした。
私がそういうと、母は「画家なんて絶対食べていけないんだからなるものじゃない。」
即座にそう言われたのをありありと覚えています。
これは、まだ小学校にも上がってない頃です。
小学校の中学年位になると、お菓子づくりが好きだったので、
ケーキ屋さんになりたいと言ったら、
「あなたの性格では食品管理の必要のある仕事は向いてない。」と、否定。
漫画家も「なれるわけない。」と、大反対でした。
そうして、ことごとく私の気持ちは反対しておいて、
高校は商業を選ばせて実は、私の将来の方向性をコントロールしていたのです。

母は、私のからだの弱さから、事務職に就かせるか、
雑貨などの店を個人経営させようとしていたのです。

これは私のことを心配しているからこそよかれと思って母は選んでいたのでしょうが、
自己の心配を理由に子供の人生をコントロールすることは愛ではなくエゴなのです。

DSC02538.JPG

母は、バースディナンバー25の「フローレンスナイチンゲール」の人でした。
まさにマゼンタの過保護、過干渉というネガティブパターンから、
私の人生に介入していたのでした。
そしてこれは、常に才能を否定される自分として死後も影響を与え続けていたのです。

ちなみに、私の母その二も私が漫画家になることは大反対でした。
こちらは、漫画そのものが嫌いというのと、
「反対されて止められる程度の気持ちのものなんて・・・。」という、
ポリシーによる反対でした。
こちらはその理由を聞けば苦笑するだけですが、
私は身内からは誰ひとり自分の将来に関わる仕事としての私の選択を
肯定するもしくは容認する体験のないまま人生を生きていたわけです。

このことは、自分の才能を認めることの難しさに繋がっていたのでした。


先日受けたオーラソーマの天使のリーディングに現れていた天使の1人の役割は、
「非凡な才能とより大きなヴィジョンと平凡なレベルとのリンクに、
自由と柔軟性でサポート」と書かれていて、
これを読んだ私は「私に非凡な才能があるってことですか?」と、先ず否定する自分でした。

長い長い母からの呪縛を解く、エッセンスの使用を始めました。
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生き延びる [親と子の葛藤]

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大方の人にとって「生きる」ということは、それほど難しいことではない。
ここでいう生きるは、生存するの意味です。
サバイバルの基本、生きてあることのみを指しています。

心が苦しくて生き辛い人は世に沢山いるでしょう。
しかし、その人達でも身体が勝手に死に向かうということは、ない。

ところが、私のような場合はそれが起こりうる状況だったのです。
だから、何遍死にかけたかなんて覚えていないわけで、
無事大人になれたこと、
今生きてここにあることが
大いなるチャレンジであり、奇跡に値することです。

私は、生き続けることがある意味で医学の常識を覆すチャレンジになっています。

というのも、私は二分脊椎症に存在する「ローバー基準」により、
治療の甲斐なく死ぬ命と見なされていたことを知っているからです。
最も、こんなものが存在すると知ったのは、大人になってからのことです。
私本人は、子供の頃ドイツから来日した医師による手術の話が、
持ち上がったことと、それを受けることを両親が断念したことしか覚えていません。

もちろん、手術というのは快方に向かうために受けるものなのですから、
受けても死ぬのでは、このような基準が設けられるのも理解できない話ではありません。

ともあれ、
私の両親は、手術を受けさせないことでの私の延命を図ったわけです。
行動を起こさないことで成功を手にしたチャレンジということになります。


このことにより、子である私が学んだものは、
生きて存在することだけで価値があるというサバイバルの究極克服と、
行動しないことでの成功という二つの大きな側面があるわけです。

子供はどのような状況であれ、親から生きる術を学びます。
特に、今回ここに書いたようなことは、
顕在意識ではなく、潜在意識に情報としてすり込まれるタイプのものです。
前者は潜在意識でどのように働こうとまったく問題がありません。
けれども、後者はそうはいきません。

人生をかけた選択をしなければならない時に、
「何もしない」という行動が自動選択されるのってどうでしょうか?

このような方法で本当に成功を実感する体験が得られるでしょうか。



私の両親があの時、手術を受けさせなかったことは、
私の生存というものにおいては成功をもたらしていますが、
人生の成功という面においては、
私は何も得られない人生に結びついているとも言えるのです。

私の両親が私に望んだことは、
「ただ、生きていてさえくれればいい。」
だったのは、私も知っています。

親が望んだ幸せと、
子である私の現実の幸せは、やはり一致するものとは言い切れないのです。
タグ:サバイバル
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親から譲り受けるもの [親と子の葛藤]

来週に予定が幾つも入ってきて、忙しくなるので、
本日慌てて髪を切りに行ってきました。

行ってきたのは原宿にあるお店で、
もう20年越しのお付き合いの所です。
某風俗営業の業種がかの国にはばかって名前を変えたために、
同じ呼び名になってしまいましたが、こちらは店名です。
二十代の頃の私は人並みはずれてボリュームがあり、
一見ではわからないけれどもパーマがかかりにくいほどの癖っ毛のために、
美容室選びには泣かされていました。

キレイにしてもらったのもつかの間、自分で髪を洗うと、
お店で見たようにはセットできないことなんてしょっちゅうだったからです。
これは癖の強さで後から長さが不揃いになってしまうからでした。
さらに何故かわからないけれど、当時は他人に髪を触られると
背中がむずむずして落ち着かないというのも、
悩みのタネでした。
こんな私の悩みを全部解決してくれたのが、このお店だったのです。

担当者は従業員から店長へと変わっていますが、
不思議とあそこのお店にいる人達には触られても平気だったのです。

この強い癖っ毛は母から譲り受けた髪質です。
生前母は「どちらの美容室でセットなさっているの?」とよく訊かれていましたが、
自前でした。

私に母ほどのファッションへの根気があれば、
パーマをかける必要は一度としてなかったでしょう。

髪を切り、地毛の色に合わせてカラーリングしてもらいました。
2年ぶりの黒髪(?)です。
しみじみと鏡の中の自分の髪の色を眺めてしまいました。
ハイアーセルフは、
「黒に染める」は、相変わらずNOですが、
「地毛の色に合わせる」は、OKでした。(笑)


来週が忙しくなると言っても1つも仕事ではありません。
観劇とバレエ鑑賞で三日間が埋まり、
この他に母その二の手術があります。
病院を見舞うことは一切お断りと、お達しが出ておりますが、
病院に付き添う娘(私の幼なじみ)の代わりに、動く必要があるかもしれない、
待機要員になるからです。
治るために行われる手術とは違いますが、
結果が関わる全ての人にとっての最善になることを祈っております。
バレエは母その二の孫のひとりが、昨年プロとしてバレエ団に入団、
そのデビュー公演がひとつと、
その彼が大学時代に立ち上げたバレエ・サークルのOB・OGの公演です。

あの家庭環境でよく頑張ったと私は思っています。
過去記事にあるように母その二は、
「反対されたくらいで止められるものなら止めればいい」という考えの持ち主。
その人に育てられた幼なじみもそれなりのものがあります。

でも、私は思うのですけれど、
才能は反対されて(否定されて)伸びるものではなく、
反対されても育つのは根性だけではないのかと・・・。


私達は好むと好まざるに関係なく、
親から様々なものを譲り受けて生きています。
そのどれもに沢山の学びと恩恵がそこにはあるのです。
嫌だったことも「しょーがない」と笑って受け入れられる自分になれたことが、
ヒーリングを進めてきた私の喜びかもしれません。





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何故 この人が私の父親なのか [親と子の葛藤]

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人生の最も辛い時期に何度も心に浮かんだことがあります。
それは、「どうしてこの人が父親なのか」でした。
これが彼氏や旦那だったら自分の男を見る目がないのねと、諦めもついたか、
別れるかしていたと思うのですが、
正真正銘の親ですから、簡単には話が進まなくなります。

そして、事態はさらに複雑化するのです。

あの時期にエドがいてくれたから頑張れたのも事実です。
エドの散歩中に山に行ったり、土手を散策して食べられる野草を摘んできて、
おかずにしていました。
けれども、エドがいたから、私は家出することも出来なかったのです。
ジャーマン・シェパードなんていう大きな犬は、
持ち家の人以外はなかなか飼育することが出来ません。
ペット王国と言われる世田谷であっても賃貸で飼えるのは、中型犬までです。
稲城の家は賃貸でしたが、庭付きの一軒家でしたので、
大家さんは犬の飼養を許してくれていたのです。
もとより、私が飼い主である以上、終世飼養は私の義務です。

昔から、父は連絡もなく家に帰ってこないことも頻繁の人で
「帰るコール」なんていう概念すらない人です。
何事もそんな人をあてにすることは出来ません。
生き物相手ならなおさらです。

この帰ってこないというのが実はほとんどが、会社の人とする「賭麻雀」で、
父のつくる借金の大半がこれの負け金だったのです。
家族のために頑張って事業に失敗してなんていうまっとうなものではないのでした。
あとは、我慢もせずに買ってくる自分の欲しいものの為のローンとかです。

娘二人が父の借金に対して強固に冷たくなる理由がわかっていただけますでしょうか。


母が他界して10年後に姉の協力を得て、自宅から出ることが叶い、姉の家からも出て、
独り暮らしを続けて10年、
父の借金の申し出に首を縦に一度として振ることなく頑張って、
やっと父は私達にお金の無心をしなくなりました。

本当に、自覚のない依存症の人を矯正するのは、
ものすごくパワーと根気が必要です。
お金があるなら貸してしまったほうが楽なくらいでしょう。
でも、それをしていると、還ってくることなく、また借りに来られるだけで
底なし沼にはまるだけなのです。


先週の金曜には父から私はWi-Fiのルーターとタブレットをもらいました。
カメラが欲しかったけれど、抱き合わせでついてきたこちらはいらないそうです。
私が自己破産しているのも一緒にいた頃に生活のためにつくった借金が原因なのを
現在の父は知っていますから、謝りこそしないけれど、
最近は何かと気にかけてくれるようになりました。
以前は一緒に外食したら払うのは私だったのですが、
ここ数年は払ったこともありません。

私が父を変えようと頑張っていた頃は、何一つ変わらなかったのに、
父のことを手放し、そのままでいることを許せるようになったら、
いつの間にか父が変わり始めました。

多分、父にとっては「お金」がライフ・レッスンのテーマになっているのだと思います。
私はそうでないから、一緒に生きることは出来ません。
まぁ、普通だったらとっくに嫁に行って他所の家の娘になっている年ですから、
障害があっても親に依存しないで生きていることでよしとしてもらいましょう。


私の何故この人が・・・は、私がヒーリングを学びだした時には、
消えて無くなりました。
だって、ここの観点からみると実に多くの学びを私に与えてくれる人だったからです。
まさしく、生まれる前に親として最適と選んだと思えるほどに、です。

もう、一緒に暮らすことはできないけれど、
現在の私は父に感謝しています。
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 [親と子の葛藤]

過去、父と二人で暮らしていた十年、私の心は修羅の中にあった。
姉夫婦の好意で、父のもとを離れて姉の所へ居候暮らししていても、
父と関われば、瞬く間に修羅に引き戻される。

何故なのか、まだ癒しが足りないのかと、
自問することが数年続いていましたが、
実は本当に私達親子の間には「鬼」が関与していたのです。


当時、所属する化粧品会社の営業所は定期的な勉強会を開いていました。
何かの話の流れで、父のことが話題になり、
私はみんなに話しているうちに心の中は積もりに積もった怒りと憎悪が
沸き上がっていました。
ふと、気づくと私の正面に座っていた友人が顔面蒼白になっています。
そして、その視線は、私の斜め後ろあたりに釘付けになっていました。

これに気づいた私は心の平静を取り戻し、
正面に座る私よりも霊が見えるこの友人に何が見えたのかを訊ねました。
私と友人は、二人とも霊感があることを隠していないので、
会社でも普通にこういうことを話していました。

友人曰く、「鬼がいた。」という。
私が父に向ける怒りや憎悪のパワーを糧にしているようで、
私が冷静になった途端消えたから、
私にではなく父に憑いていると思われるという。

これを聞いて私は、父について妙に納得してしまいました。
腑に落ちたと言ってもいいでしょう。

父は家族が傷つくほどのワーカーホーリックで部下からの人望はあるのに、
学歴が低いということだけでは説明がつかない、キャリアの低い、
運のない人生を歩んできた人だったのです。
それでも、本人の性格は至って楽天的な人です。
ですから、あのマイナス方向に向かう運気の悪さが不自然な人でした。
けれども、鬼というマイナスの気の存在が憑いていたのなら、
あの人の人生につきまとっていた運の無さが理解できるのです。

物事がうまくいかないことで生じる関わる人間の怒りや悲しみ、その果ての憎悪といった
感情的負のエネルギーを糧にする存在が憑いていて、これをかき立てているのなら、
何をやってもうまくいかないし、家族とも険悪になって当然です。


天の配剤でしょうか、
この鬼の存在が明確になった日より5日後に、
父が庭木の手入れのために姉の家に来る約束になっていましたので、
これをチャンスに父からこの鬼をひき剥がすことにしました。

何故かは説明がつかないのですが、
これは問題なくできる確信がありました。
ただ、剥がした後の鬼は、幽霊と違い私が使役することはできないのもわかっていました。
鬼が神であるからではなく、
私は女性なのに絶望的に「陰」の気がないためです。
だからこそ「陽」の気の存在である龍には好かれるのですけれど。
対処としては、鬼退治に絶大な力を神田明神で借り受け、この処理に当たりました。

父から剥がした鬼は、私が神田明神に行けるまでの3日間、
私の肉体の中に封じておきました。
他の誰かに憑いてしまわないための応急処置ですが、
この間、私の顔が盤若の形相に段々近づいていくのを姉も目撃しています。


鬼がいなくなった後の父は、やはり少しだけ性格も変わり、
娘二人を恐喝するような言動はなくなりました。
思慮が足りないのは治らないため、
相変わらず給料全額無くすといったことはしているようですが、
私達にお金の無心をすることもなくなりました。


親と子の葛藤を積極的に駆り立てる存在のあるがために、
私達親子はながく憎しみあっていたという珍しいケースかもしれません。



タグ:鬼は神様
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部屋探し [親と子の葛藤]

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昨日、連絡をもらって内見に行ってきました。
部屋に着いた途端雪が降り出して、不動産屋さんとしばし呆然。
二部屋ほど見たのですが、
駅から遠い上にバスのルートからも外れた徒歩しか手段のないところなので、
即決は出来ないでいます。

この不動産探しが始まって、気がついたことがあります。
私は現住所を父に知らせず今日まで過ごしてきたのだということ。
電話番号は教えてあるし、お正月は姉の所で顔を合わせているから、
疎遠にしているわけではありませんが、
長年の父の借金癖から逃れるために独り暮らしを始め、
父の保証人や連絡先に使われることを防ぐために、
私は住所は知らせなかったのです。
わかりにくくするために、知り合いの協力を得て、
転出も一端、現住所でないところにさせてもらったほどです。

しかし、この十年の独り暮らしで父も変わりました。
借金は全て清算したと聞きます。
万一の時のために、生命保険にはちゃんとはいっているし、
葬式いらないからと献体の申し込みも済ませている。
他者への依存癖は、かなり治ったと見えます。


現在の部屋の一番新しい契約では、保証人は保護担当者になっていますが、
部屋を借りるには、保証人を親族で出して欲しいという考えの方が、
大屋さん側には多いようです。

新しい部屋との契約には、保証人になってもらうよう
父にお願いしてみようかという気持ちに今の私はなっています。
タグ:部屋探し
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親が子供で、子供が大人 [親と子の葛藤]

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私が自分の親との関係性に悩んだ人であったせいか、
私の所にくるクライアントには親と子の葛藤を抱えた人が多いです。
このような人達のバースデーナンバーを見ると、
親の数字が小さくて子供の数字が大きかったりします。

数秘学では、1から5あたりの数字の持ち主は、
魂の経験のまだ浅い存在との見方があります。
私などは十進法での最後の数字9ですから、
全てを経験してきた魂という見解もあるのです。

こうした考え方から親子を観ると、
親の方が魂としての経験が浅く、子供であるはずの子が、
じゅうぶんに経験を重ねてきた魂の持ち主ということもあるのです。

このような場合、子供は親であるその人達が自分よりも子供ぽい人達に、
感じてしまうことがしばしばあるのです。
よって、親に対してなかなか尊敬の念をもてなかったりして、
親をバカにするつもりはなくても、
素直に親のいうことに従えない気持ちにもなりやすく、
反抗や葛藤を抱え込む事態が発生しやすいのです。


残念ながら、生まれは変えられないもののひとつですから、
これはひっくり返すことは出来ません。
解決法としては、子供側が真に大人になって達観できるようになるか、
親側が子の人間性を尊重することを大切にするようになれば、
ぶつかり合いも減ることでしょう。

このような相性で生まれてきた人は、ぶつかり合うことも学びであると知ることが、
気持ちに気楽さを生み出すかもしれません。
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謎が解けた!? [親と子の葛藤]

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日曜・月曜は、幼なじみの誕生日を祝うために1泊二日で鎌倉へ。
・・・いやぁ、鎌倉って小学校の遠足でも行った場所なので、
泊まりがけでいくという発想が私にはなかったのですが、
主役の幼なじみは、世田谷で育ったけれども、鹿嶋にお嫁に行ったことから、
何十年単位で電車に乗ることが無くなったために、
電車やバスが苦手なので、日帰りでは行けなくなるのです。

小雨の降る鎌倉は紅葉が鮮やかな、観光にはよいタイミングでした。

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さて、今回の旅行で、幼なじみには初めて私の正体(!?)が見え始めたようで、
驚きつつ、「サボっている。」という、わけのわからん非難をされましたが、
母のことを読み取ってくれたのは収穫でした。

曰く、「おばちゃんは、視える人だった。」。
これには、私は驚くしかない。
これに対して、姉までもが、同意するのです。
私は母にそんな素振りを感じたことは一度もなかったのですけれど・・・。
「ただ、パパのお母さんに、嘘ばかり言うどうしようもない女とか、
ひどく罵られて、視る力を閉ざしてしまったんだよ。」というのです。
さらには、「(私)の力は遙かに自分を超えていたからそれが恐くてしょうがなかったんだよ。」とも。

嘘か真か、本人がすでに他界していないので、
確認のしようがない話ではありますが、
私が長年、他者と向き合い、こうしたサイキックな力の持ち主を多くカウンセリングしてきて、
はっきりと体感しているのは、
体質的能力は、特に母方から遺伝するものであるということです。
卵子と精子の結合で受胎は成立するわけですが、
その実際的大きさを考えてみれば、
母方から受け継ぐものの大きさは、推してはかるものがあります。

ここから普通に考えれば、私の能力は母方からの遺伝であるはずなのです。


「こんなものすごい力の持ち主ならば、ちょっとわかる人は皆怖がって近寄らないよね。」
本人だけが理由がわからないけれども、
周りが遠巻きになって当たり前だったろうと、別の友人と同じことを言う。


子である私の能力が、親を凌駕するものであったことは、私の責任ではない。
けれども、これが親と子が葛藤しなければならない典型的要素たりえるのです。

私の記憶の中の母は、そういう人ではないのですが、
私より4年先に生まれている姉と、2年先に生まれている幼なじみの2人に、
私にない母に関する記憶があったとしてもそれは不自然ではないと思います。
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若い魂 [親と子の葛藤]

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前記事で書いた父のオレオレ詐欺に遭うようなうかつさ、
しかもそのために借金までしたという話に、
私としては感謝も感動するよりも、怒るだけで、
私から見る父というのは「親なのになんて未熟な人なのか。」という思いに囚われがちです。

けれど、生まれを考えたらこれは実は当たり前のことなのです。
何故なら私はライフバースナンバーが「9」の人なので、
古い魂の持ち主であることが確実です。
しかも「99」の人でもあるので、
このようなとんでもない数字を持って生まれてくるには、
そうとう古い魂の持ち主と言えます。
この私から見れば、ほとんど大抵の人は、
自分よりも若い魂の持ち主なのです。

古い魂というのは、過去世を多くもつ経験値の高い魂をいいます。
「9」は十進法の最後の数なので、1から8までのすべてをすでに経験してきた人という、
考えがあります。
若い魂の人は、経験値の少なさゆえに融通のきかない頑固で、
我慢強さにも欠ける面を持っているのです。

私の父は、時代的にあまり誕生日を正確に届けていない頃の生まれの人なので、
戸籍にある誕生日が本当の生まれとは限りません。
戸籍を信じるなら「4」の人ですが、
占いをする人達からは、それは届けた日とかで正確なものではないと言われてしまう人です。
たとえ「4」であってもなくても前述の理由から、
子供である私から見て「なんて未熟な人」と、見えてしまう親子関係なのです。


子供の私のほうが経験値が高いために、
我が家の親子関係はどうしても理想的な親子関係とはいきません。
親が権威を持つ立場になりにくいのです。
私は自分がこのような仕事について、
数秘術のことや、前世のこと、カウンセリング的なことや癒しを学んだので、
これがくつがえしようのないこととして、
受け入れたら、
父のことも「しょうがない」と、受け入れやすくなりました。
きっと、以前の私なら、なんて馬鹿やっているのと怒るだけで、
父の私への愛情がその行動にあるという面には気づかなかったと思います。

変えられないものをそのままに、
受け入れることができたので、
腹の立つことは相変わらずあったとしても、
父への憎しみはなくなり苦笑いで現実とも折り合いがつくようになった私です。


親子での葛藤がある時、
とても多いケースとしてこのような、
実際年齢と魂の年齢の逆転が見られるのです。
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無意識からの復讐 [親と子の葛藤]

ついに、写真容量が限界に達してしまいました。
というわけで、取り急ぎ今回は写真なしで書き進めたいと思います。

私はオーラソーマのプロになってもうすぐ18年、
いろいろな人にお会いしてきました。
実は私が出来る助言なんて少ないもので、
私は根気強く相手の言葉に耳を傾け、
相手の言葉からその人が幸せになるためのヒントを探すだけです。
ほとんどの人はどうすれば自分が幸せになるのかを無意識で知っています。
けれども、顕在意識と違い無意識は自覚がないから、
本人はそれを話していても気がつかないのです。
私はそれを拾って気づかせてあげるだけなのです。

時に幸せになりたいと言いながらも、
無意識からの働きによって、
自分を不幸なままにする方へと向かう人々がいます。
この人達は、自分では幸せになることを求めているつもりなのですが、
見事なまでに自分を成功や豊かさ愛から遠ざかる方を選びます。
このような人達にある1つの共通した思いは、
「親のせいで自分が幸せになれない」
「親のせいで私は不幸なの」
という、自分の不幸を他者のせいにしている依存したパターンです。
こういう人は幸せも他者に依存しています。
本当は自分で自分を幸せにする気がなく、
自分が自分を幸せにも不幸せにもできることを知らないのです。

この人達は、親が自分を充分に愛してくれなかったことへの復讐として、
自分は幸せになってはいけないのです。
何故なら、自分が幸せになることは、
親が正しかったと認めることになるから。
親の非を正すために、自分は不幸なままでいなくてはいけないのです。
厄介なことにこういうのは、無意識で働くために、
本人は幸せになりたい、豊かになりたい、成功したいと、
思って努力していても、
無意識が不幸なままでいる失敗する方を選択させるのです。


親への反発が何もない人は世の中に殆どいないでしょう。
けれども、この反発を親にむかって表現できた人は、
無意識からの復讐はないでしょう。
むしろこの無意識からの復讐は、
親に対して怯えや遠慮等、何か理由があって表現できなかった人達にこそ
あらわれるパターンと言えます。
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癒しの使命 [親と子の葛藤]

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先日知り合いがブログで書いていたのですが、
最近親子間の問題をクリアーできないまま大人になっているタイプの人が、
重大な事件を引き起こしていたり、
クライアントにこのタイプの人が目立つというのです。

現在問題が表面化している人々は、
反抗期らしい反抗期を迎えず、
心理的な親殺しが出来ていない人々であるという。


子供というのは、最初親が神にも等しい存在なのです。
これは生活のすべてを親に依存したところから人間の一生は、始まるから。
けれど、成長の過程で、親が全知全能の神ではないことに気づいていきます。
そこで、親に反発したり、反抗したりして、
親の絶対的支配から逃れる試みが行われ、人格形成の自立に繋がるのです。

反抗期がないというのは、親がコントロールする、
親にとっての優等生というか、(都合の)いい子のままでいるということに繋がります。
これはまさに条件付けの愛の世界です。

知り合いはこれを癒すカラーコンビネーションは、
ヴァイオレットとピンクであると書いておりましたが、
この組み合わせは、私のバースボトルとハンドルネームから導き出すボトルが
どちらもこの2色なのです。
つまり私は親子間の問題を癒すエネルギーの持ち主だったということに気づかされました。


振り返ってみれば、私の所に来るクライアントさんは、
最初から親子関係で悩む人達ばかりでした。
父親との問題を抱えた人も、母親との問題を抱えた人も、
子供との問題を抱えた人も、いました。
ですから、私は最近の傾向は・・・と言われてもぴんとこなかったのです。


私自身、昔は親を憎んでいたほどの葛藤を抱えていましたから、
クライアントさん達が苦しんでいるのも理解できます。
特に私の所に辿り着く人達というのは、こじらせまくりの人達が多いです。


本当に皆様、素晴らしくよく頑張ってご自分を癒して、
穏やかな生活を手に入れる人、
多少は改善されたので、これでいいとする人、
いろいろです。これはその人の選択です。


私は、自分のことを、深くは考えずに今日まで来ましたが、
魂レベルでの男性との問題を抱えていたというのは、
繰り返す転生で、父親や兄といった男性の家族とのトラウマが、
根本にあったのだと理解しました。
今生は体の問題があるので、積極的に男性とのことを解決しなくても・・・といった、
気持ちもなきにしもあらずで、
この理屈に気づくのが遅くなりました。


少し前に、幼馴染みが伝える神様の言葉の中に、
「家族の調和を図ることが使命」というのを言われ、
聞いた瞬間は何で私がと思ったのですが、
自分の家族のことではなくそもそも仕事について訊ねたのだから、
これは癒しの仕事における話と捉えなければならなかったのです。
ちなみにうちの家族は母は他界していますし、
姉はもともと父とは仲がよいので、今は私が特に何かする必要はないのです。


とりあえず、自分の仕事に対する気づきを得て、
心新たに、取り組んでいこうと思うのでした。



写真は今年最初に咲いた月下美人の花です。
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原因に覚えがありません [親と子の葛藤]

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しばらくお付き合いのあったクライアントさんからの依頼が完全に途切れたようで一安心の私です。
人に依存することが止められない、対人恐怖症を引き起こし、育児放棄寸前の
子育て真っ最中の方なので、急務でした。
何故なら子供の成長が親の回復を待ってはくれないからです。

Nさんは、子供がもうすぐ幼稚園に上がる頃、
気がついたら対人恐怖症を発症して家の外に出られなくなっていました。
他者にどのように見られているのかが気になって、不安に駆られるという状態でした。
夫婦仲は良好で、ご主人のほうが子供の相手は上手とか。

恐くて人に会いたくないけれど、来年には子供の登園が始まる。
送り迎えが毎日のようにあり、引きこもっていられなくなるのも理解している故の
相談でした。


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遠方の方でしたので、メールでやりとりをさせていただいていました。
Nさんには、元から人の目は気になるほうではあったものの、
何故こんなに酷くなったのか原因に心当たりがないというのです。
対面での対応ではないため、オーラソーマのセッションは出来ないのですが、
ボトルを選ばせたらオレンジを選びそうな状態と思われました。
急務ではあるけれども、腰を据えて長期に取り組む必要があることを理解して貰って、
ほぼ毎月1回以上のフラワーエッセンスの遠隔リーディングと平行して、
オーラソーマのオレンジやピンクポマンダーと26番ボトル、87番ボトルを
使うようアドバイスを続けました。
エッセンスも始めのうちは、ミックスできる種類が少なく、働きかける層も
エーテル体、アストラル体、メンタル体までに限定されていました。

本人の顕在意識上に原因がないというのは、
実は受け止めきれないほどのことがあって記憶を無くしているからなのです。
これをいきなり暴いても癒しにはなりません。
Nさんの内なる教師「ハイアーセルフ」にペースを任せる必要があります。
ですから、毎回のリーディングがとても重要なのです。

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1年半ほどかけてコーザル体に必要なエッセンスが出てくるようになりました。
Nさんの依存はカルマの絡んだものだったのです。
彼女はよく「何もかも捨てて山奥にひきこもりたい」といっていましたが、
他者に頼ることの必要性や相手への感謝をもつ関係性にこそ学びがある人なので、
全てが必然として起きていたのでした。


そうして、精神科の薬や私への依存無くして生活できるようになった彼女から
連絡が来なくなったことを喜ぶ私なのです。

★写真は最近私が作っているがま口です。
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