我が家には様々なアメシストがあります。
私がこの石が好きであるということと、実に多様な働きをしてくれる石であるからです。

一般的には悪酔い止めの石という効果が謳われていますが、
これは伝説に絡めただけで効き目のほどは・・・。
通常、この石を好むのは精神性の高いマインド優先型の人です。
けれども、上記写真に写っているちょっと平べったいのは、
ベラクルス・アメシストで恋愛のお守りとされています。
私が持っているのはたまたまタビーと呼ばれる平板状の物ですが、
ベラクルス産のアメシストは、単結晶することでも知られています。
通常ほとんどのアメシストはジォード状のクラスターで産出されるのです。

クリスタルヒーリングの初期にブームを迎えたこの石は、
もしかすると現在の人気は下火といってもいいくらいかもしれません。
けれどそのおかげで安定した価格で手に入れられるのは、ありがたくもあります。

クォーツグループの中では最も高価なこの石は、和名を紫水晶といいますが、
市場に出回る石が天然の紫であるかは微妙なところです。
というのも、以前にアップした宝石コラムでも書きましたが、
スモーキークォーツ、シトリン、アメジストは成分的な変わりはなく
石に加わった熱の温度で石の色が決まるのです。
 過去記事はこちらから http://blog.so-net.ne.jp/emerald-heart/2008-04-17

最近では、熱を加えるとグリーンに変化する成分を持つアメシストも発見され
グリーンアメシストの名前で市場に出回っています。


このように熱で簡単に色を変えるアメシストは、
直射日光を避けて保存してください。
長時間の日照でも色が退色しますので、太陽光でのチャージには向きません。
しかし、アメシストのクラスターは他の石の浄化もチャージも出来る優れものであり、
クラスター自身は浄化もチャージも通常なら必要ありません。

アメシストでポイントを抑えたラベンダーフレームと呼ばれる空間は、
とても清浄なエネルギーが保たれるので、私はパソコンの電磁波よけにも使用しています。