自分で自分を癒すことは、ある意味においては簡単でお金もかからない
お手軽な方法です。
やれる人はどんどんやってしまいましょう。

けれど、その一方で自分で自分を癒すことはとても難しいことです。
癒すべきポイントを自分で見つけ出さなければならないから、
自分のことを他人を観るように客観的に観ることが要求されるからです。
大概の人は、自己のエゴに関わるものを直視することは無意識に避けてしまいます。
けれども、ここをちゃんと観ないと心の深いところを癒すことはできません。
ここを観る訓練は普通に生きてきたのならされてはいないのです。


土曜日に新月のワークをしていて、
話している人から出てきたことで、反対に私が癒すべき自分のポイントを
見つけることになりました。
これは、現在行っている新月のワーク「セルフ・ルネッサンス」は、
クライアントに対してセラピストが複数で同時に向き合っているから、
別のセラピストが瞬時に私の方にも気がついたからです。

新月のワークを一緒に行っている私達セラピストは、
人間的なタイプとしては全然別のタイプの三人なのですが、
「現象はすべて自分の鏡」であるというところが一緒なので、
組んで仕事もできるという三人です。

毎月皆様のワークに取り組みながら、自分とリンクしたものを見つけたら、
直ちにクリーニングしていくことを続けています。
こうすることでクライアントともに自分も成長していけるからです。


自分で自分を癒すことには限界があります。
ベースは自分で行うにしても、
時々はプロの力を借りた方がより効率のいい癒しになるでしょう。