神聖なる愛の光線である神の第三光線には、実に様々な色調の幅のあるピンクが存在します。
日本語的な色でいうと桜色からえんじまでという感じでしょうか。
オーラソーマならペールピンク、ピンク、ローズピンク、ペールコーラル、マゼンタといった光線が
ここに属することになるのでしょう。

私が恋愛論を展開するよりも、世にあるあまたの小説にて、
多くの先達が表現しているように、
愛にはエゴは存在しません。
恋にはエゴが存在します。
つまり、エネルギーとしてみたらこの二つは同じものではないのです。

恋に存在するエゴは、オーラソーマのキーワード的に分類すると、グリーンです。
エゴを消し去ってハートのエネルギーを発動するときに、
ハートのエネルギーはピンクの神聖なる愛へと進化します。

相手からの好意を求めるのはエゴの働いた状態なので、
注目されたい、かまわれたい心で動く恋は、
エゴイズムに満ちています。
ここには実は相手を愛するピンクのエネルギーが働いていないことになるのです。

故に、恋にはエゴを昇華させるための、癒やしのエメラルドグリーンの炎による
クリーニングが必要不可欠になってきます。
恋している状態で傷つかないことなど無いくらいだからです。


一方、ツインフレーム間に存在するのは愛ですが、
元々一つだったものを分けた存在なので、
この二人の間には一つになろうとする力が働くのです。
このため肉体的にも離れることよりも融合することが自然体になります。
ここにはエゴは働いていません。


日本語では「恋愛」と、ひとくくりに表現してしまうことが多いので、
恋と愛の厳密な言葉の使い分けをしていないから、
恋でしかないものを愛だと錯覚している人は多いのではないでしょうか。
しかし、「愛」が見返りを求めない行為である以上、
二つは決して同じエネルギーではないのです。