先週の火曜日に動物教室の講師を努めるために区内の学校に行った私です。
その実習での役割分担で、お散歩体験を済ませた生徒ひとりひとりに自分の心音を
聴かせるのを担当しました。

見慣れてはいたけれどこの機械を扱うのは、ほぼ初めての私、
なかなかうまく心音が聴けるところにぴたりとは機械を当てられません。
順番を待つ生徒の列が出来てしまいました。
そこで子供達自身に心臓の場所を探させることにいたしました。

小学二年生ですから大人のように心臓の位置というものを知ってはいないせいでしょうね。
探して探してお腹に機械を当てる子供もいます。
面白いことに、大部分の子供は胸の真ん中に一番に機械を当てるのです。
そして、そこでは心音が聴けないからとぐるぐると動かして、心臓の場所を見つけます。


この胸の真ん中というのは、ハートチャクラの位置です。
哀しい話しを聞いた時などに感じる痛み、
俗に言う「胸が痛む」時に感じる場所は、
心臓そのものではなく、胸の中心、ハートチャクラの方なのです。

子供達は悲しい時に苦しくなる場所が胸の中心だから、
ここに心臓があると勘違いしていたのです。
まだ知識がないぶんマインドやジャッジに左右されないから、
普段自分が感じているとおりに行動するのでしょう。
思っていた場所に心臓が無くて首をかしげている子さえもいました。


こんな様子を見ていると、
やはり大人よりも子供の方が自己の霊性という部分との分離がないのだと、
思わずにはいられませんでした。