私が写真のエレスチャルクォーツを購入したのは、1994年のことです。
何故こんなに正確にわかるのかと言えば、
購入したお店で、そこの社長が書かれたという本を一緒に購入し、
その本がこの時より1年前に出版されていることに気づいていたからです。
まだ、カテリーナ・ラファエル女史のクリスタル三部作も2作目が出版されてはいたけれど、
完結していない頃です。
クリスタルを扱うショップも非常に限られていた時代でした。

エレスチャルには様々な呼び名があります。
その形状がワニのうろこのようだとジャカレーと呼ばれ、
そうでないものはスケルタル(骸骨)と呼ばれます。
私が購入した頃だと、クリスタルに関する資料の乏しい時代ですので、
エレスチャルとカテドラルを混乱させている人も見受けられました。

現在では、エレスチャル・アメジストも市場に出回っています。


エレスチャルは天使の波動を持つからと、
カテリーナは「エル」と略して呼びます。
「エル」という言葉そのものが天使の意味なのです。
私は長らくこれが腑に落ちませんでした。
骸骨という呼び名と天使が結びつかなかったせいです。
それで、本に書かれていることは気にしないままワークを続けてきました。
こんなにもクリスタルとワークしてきた私ですが、
実は、クリスタルの効果効能ということでパワーストーンに惹かれる人々に対して、
鼻で笑ってしまいかねない思いがあります。
こういう人々が石に頼り切って、石をすかすかにするまで酷使することを
見てきているからでもあり、
石のもたらすヒーリングとはそういうものではないと知っているからです。
私が知っていると思っているそのことを体験としてもたらす働きをするのが、
このエレスチャルなのです。

エレスチャルは、あなた自身に効くのです。
この意味では、あなたが抱える悩みが恋愛であろうが、仕事であろうが
関係ありません。
エレスチャルはこうした悩みを創り出しているあなたのマインド、
潜在意識下に働き、ここを浄化し、自己の内側との結びつきを深め、
クラウン・チャクラの活性へと働き、
意識の拡大をもたらす石なのです。

クリスタル・ヒーリングとの始まりの初期に、
この石とのワークを取り入れた私の現在の在り方が、
これを肯定しています。
自分のクラウンの開きの高さを改めて納得するくらいです。
そして、よく他者からは「落ち着いている。」「肝が据わっている。」と、
言われる私ですが、それは自己の深みと強く結びついているからこそ、
そのように見られるのです。


エレスチャルは外見的には渋めの石ですので、
男性にも人気があります。
しかし、この効果を理解するなら男女を問わず
ワークすることをオススメする石なのです。