まだ幽霊に取り憑かれやすかった頃、
お守りとして私を助けてくれたのが、写真の数珠です。

聖母アマチのアシュラムの人達が手磨きで玉をつくっているという数珠で、
購入した時にアマチが気を込めてくれています。
このおかげでこの数珠は清水による浄化しかしないでも、
私のお守りとして働いてくれました。

何度も糸が切れそうになりましたが、
一度も玉を失うことなく今日まで手元にあります。

私の護りはそうとうハードだったろうと思うのが、
この数珠に入っているものが恐いと、震え上がった人にも出遭ったことがあったからです。
私を石が守るというのは、
霊を水晶の中に封じ込めることでもあったのです。
オーラソーマに出会う前までの私は、
水晶に入れてしまったものを安易に浄化したくありませんでした。
私が中に入った霊を自分の力で処理すると、
その霊は転生の波に乗れず、消滅するしかないことを経験で知っていたからです。

オーラソーマに出会ってからは、
クイントエッセンスやポマンダーによる処理が出来るので、
楽になりました。

よく、水晶ブレスを幽霊からのお守りにと言う方が、
いらっしゃいます。
正直私はこの方法を勧めません。
糸切れで外さなければならない時は、
護りが無くなるし、
つけっぱなしにしておくと、
浄化のメンテナンスが出来ません。
ブレスなら、毎日浄化して欲しいくらいです。
また、悪いモノが入ってしまった場合、
通常石は中にある悪い波動を増幅して放射してしまいます。
だからこそ、こまめなメンテナンスが必要なのです。

私のは、アマチが気を込めてくれていたのと、
オペラの長さのネックレスにも見える数の多さや石の大きさで、
補われていたのです。
アマチのような丁寧な気の込め方は一般の人間には出来ません。
私は自分のつくるアクセサリーにもやろうとは思いません。
それは、私の石との付き合い方のルールとも言えるものでもあります。

このアマチの数珠も、相当無理をさせたので、かなりパワーダウンしてしまいました。
浄化しただけでは力が回復できないところまで、
追い込んでしまいましたので、もう5年は寝かせたままでした。
やっと、石達が本来の輝きを取り戻してきたところです。

石を使い捨てにしない。

このことを心がけるなら、
ご自分のお守り石は、まめにメンテナンスをして上げていただけたらと思います。


ちなみに現在は、幽霊に取り憑かれるなんてことはもうありません。
私にネガティブな存在とシンクロできるものが無くなっているからです。
霊感はなくなってはいませんけれど・・・。