ベストセラーの「死ぬ瞬間」の著者、故エリザベス・キューブラー・ロス博士は、
最後の著書において人生には15のレッスンがあり、
誰しもが生涯において、15に分類されたレッスンのテーマを1つを学んでいると、
書き残しています。
まれに、2つのテーマを学んでいる人もいるらしい。

ロス博士の分類した15のテーマは、
ほんものの自己

人間関係
喪失

罪悪感
時間
恐れ
怒り
遊び
忍耐
明け渡し
許し
幸福
最終レッスン  と、なっている。


2001年発行のこの本を読んだ頃の私は、
自分のテーマは「許し」だと感じていました。

けれど、今日自分の人生を振り返ってみると果たしてそうであるのかの疑問がわく。
ジャッジを入れずにハイアーセルフに訊いてみたら、
私のテーマは「恐れ」であるという。
そう聞くと、自分のリピーティングナンバーが、「7」であり、
オーラソーマの7番ボトルが、ゲッセマネの園というボトルであることと符合する。

イエスがユダの裏切りを知り、自分が遠からず捉えられ殺される運命にあることと
向き合った場所の名のついたこのボトルのテーマは恐怖の克服であり、
この克服には神(宇宙)への全幅の信頼という信仰が根底にあるボトルです。

数あるハートボトルのなかでも、私には反応が激しすぎてなかなか使うことが出来ない
1本です。
7番のボトルは、
イエロー/グリーンというシェイクするとオリーブグリーンになるコンビネーションですが、
出生図でみると乙女座にほとんどの惑星が集中してしまった私は、
乙女座がオリーブグリーンと関係しているので、ここもまた符号するものがいくつもある。

基本、ほとんどの占いで金運がいいと出てくる私が、
生活保護というじり貧の生活をしているのは、実は変な話である。
これは、明らかに自分のエネルギーがお金を受け取ることを拒んでいるからなのです。
何故拒むのか。
父にお金を要求されることを恐れているのです。
余裕がなければ、渡す必要もないし、
父も要求することはない。
実際、この数年は父のほうが高収入なので、
私は初めて父と一緒にいる時には、自分の財布を出さずに食事に行けるという、
娘らしい立場を経験している。
以前の私は昔の親子が逆転したような関係性を、「許し」のレッスンと捉えていたのです。

でも、別の視点から見れば、
父からのお金の要求という恐れと戦い続けていたというのも事実。

健康体にはなれない自分の身体をベストに引き上げ続けることも、
肉体のコントロールを失う恐れであったと理解できる。

この他、恐れがテーマであるとするなら納得するものが人生に幾つもある。


さて、理解が及んだのなら、これからは、
「恐れ」のエネルギーをポジティブに変換させて使っていくだけです。
恐れとしてだけこのエネルギーを使わずに済ますことも出来るのですから。
そして、今ここに寛ぐことは7番ボトルに現れている大事な学びでもあるのですから。