癒しの石としては定番になっていても、私の興味を惹かない石があります。
私の傾向として不透明な石は、あまり必要性を感じないのです。
この故に同じゾイサイトでありながら、
タンザナイトには惹かれるけれども、ルビーインゾイサイトには惹かれないのでした。

普通なら、後者の石には2種類の違う石が入っているのですから、
パワーが強いものなのですけれど、私には関係ないようです。
私のガイドによると、
「不透明な石は、より肉体に近い癒しをもたらす。」そうです。
私に必要なのは、魂の癒しでしたから、
光の多い、透明な石に惹かれるようです。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、
タンザナイトはゾイサイトのなかの青紫に結晶したものが、この発色が、
暮れなずむタンザニアの空の色のようと、命名されました。
つまり、ほかの色に結晶したゾイサイトも産出されます。

一般的には、タンザナイトが魂レベルを癒す石とされるので、
ほかの色であるゾイサイトも魂レベルに働くと感じられるのでしょう。
けれど、私はこれまでまったく惹かれなかったのです。

先日緑系の大きさのある石を探していて、安かったので、購入しました。
初めて手にしたルビーインゾイサイトでしたが、
やはり私は魂よりも肉体に近いところのエネルギーが動くと感じました。
癒しの石 ベルンハルト・グラーフは、『多産をささえ、卵巣や精巣の疾患を緩和して・・・』
と書いていますので、セクシャリティの問題に働くようです。
特に、ルビーインゾイサイトは、『性的能力の強化』をするとも。


最後に注意として、宝石として市場に出回るタンザナイトの多くは、
エンハンスメント(色揚げ)がされています。
この時点で石のエネルギーは、期待できなくなります。
眺めたり身につけることでのその色としての癒しパワーには、関係ありません。
色に惹かれる人は、その色の光が必要なのです。
エンハンスメントされていることを気にする必要はないでしょう。


石を選ぶ時は、ご自分が欲しているのは何故なのか、
そこにある動機と目的にあった石を選ばれますように。