導尿生活を始めて一番の不便さは外出した時のトイレです。
以前書いた通りに、ひとつには医療器具の捨て場のなさが困りものでした。
今日三度目の診察に行って色々な話をして帰ろうとした時に、
先生が「ちょっと待ってて。」と言って部屋を出て行きました。
戻られた先生の手には見本と書かれたビニール袋に入ったピンクと白の
体温計位の大きさのプラケースがありました。
曰く、「試供品で入ってきたもので、現在これしかないから渡せないんだけれど・・・。」と、
いうことでしたが、これは使い捨てにしないカテーテルなのだという。
メーカーは最初子供病院に持って行ったが、そちらでの評番は芳しくなかったらしい。
ところが、こちらの病院で若い子を中心にモニターしてもらったら評判がよく、
導入(仕入れ)を検討しているところだという。

何故、子供病院に持ち込まれたかというには、
サイズのことが関係しているのではと推測されます。
中に入っているのは私が使用しているのと同じ太さのもので、一般向けより細いのです。
二分脊椎症の人はどうやら陰部や尿道周辺の感覚がない人もいるらしい。
先日の検査の時も先生がカテーテル挿入の際に、
「触られている感覚ありますか?」と、聞いてきたのでもしやと思っていたら、あたりでした。
私は反対に普通のように感覚があるから痛みを感じるわけです。
でも、この新しいカテーテルの太さは私が使える太さなので、ぜひ病院側に導入を決断して、
私が使えるようになって欲しいところです。
これがあれば、外出時の不安も荷物も格段に減らせるようになるからです。