精神体の石として、私が最初に思い出すのはこの石です。
故エドガー・ケイシーが、そのリーディングの中で何度も「ラピスリングス」という名前で、
読んでいたという研究があります。
ラピスラズリのこととは、沢山あるリーディングの詳細で話が合わず、
謎の石扱いされていたけれども、
「ラピス」は、藍をあらわす言葉なので、この色で限定していくと、
どうやらそれはアズライトのことではないかと、されています。
曰く、「最もおしゃべりな石」ということで、
石の声を聞く練習にはこの石がいいというのです。

一目見てわかる通りに、第三の目で働きます。

一般的には、丸くなったもののほうが手に入りやすいかと思いますが、
このタイプは硬度が低く簡単に崩れます。
写真の上側二つの固まりも、もとは一つのボール状のものでした。
その軟らかさはまるで精神体の軟らかさを表すようです。

信念としている考え方さえ変えられれば、ここはすぐに変化をもたらすことが出来るのです。
感情のようにエネルギーの放出が必要ということもありません。
だから、言葉一つ、会話だけでもここには変化をもたらすことが出来るのです。
アズライトはこの作業をやすやすとやり遂げてくれます。
各々が創りあげてきたパターン、固定化させた概念を解消するのです。

それは例えば「私には石の声を聞く力なんてない。」というパターンでも、
打ち破ることを可能にしてくれるので、
新しい世界を拡げることを助けてくれるでしょう。


この石の軟らかさゆえに、扱いを難しく感じたのか、アズロマラカイトを
アズライトのパーツとして、ブレス等に使うケースが見られます。
アズライトは和名を藍銅鉱といい、銅の周りで産出される石なのですが、
他の石ともよく混ざり合って産出するのです。
写真左下が、そういう石でこれは、
アズライトのほかに、クリソコラ、キューブライトが、コンビネーションしています。
このようなコンビネーションストーンは、混ざったそれぞれの石の特徴のほかに、
独自の働き方もするのです。
ですからアズロマラカイトも、アズライトの変わりともなりますが、
単体のそれよりもはるかに強くパターンを打ち破り、肉体にまで変化を起こしやすくします。


最後にこの石はまれに結晶するものが見つかっており、
このようなものは硬度が全然違います。(写真右下)
どうやらこの石はまだまだ進化の途中にあるようです。
けれども、地表に出てきて私達人類の進化にも、沢山の貢献をしてくれているのです。
自己の持つ力を信じて前に進むこと、この石のサポートは、
まさに、人類が次元上昇していく変化すらもサポートしているのです。