世の中には、生まれた月による誕生石のほかに、
〇月×日というパターンで決まる誕生日の石というものがあります。
これによると九月七日生まれの私は、ヘソナイト・ガーネットの原石ということでした。

私はこれにより、ヘソナイト・ガーネットの存在を初めて知ったのでした。

ガーネットは、やはりマルチカラーといわれるほど多くの発色をみせる石ですが、
実は他の石と違い鉱物の世界ではガーネットグループという言われ方をします。
色が異なるけれども、類似の化学組成の鉱物グループの石をガーネットと呼ぶのです。
ガーネットグループには、パイローブ、アルマンダイト、スペサタイト、グロッシュラライト、
アンドラダイト、ウバロバイトといったグループがその中にあり、
ヘソナイト・ガーネットはこの中のグロッシュラライトのブラウン・オレンジの変種をいいます。

つまり、他のガーネットグループからも類似の色が出ることはあるかもしれませんが、
それはヘソナイト・ガーネットとは言わないのです。

こういう見た目だけでは判断できない石は信頼のおける店から購入するのが一番です。
私は宝石業界では老舗といってもいいところから購入しました。

実物を見た時に別名のシナモンストーンといわれるわけが理解できました。
他のガーネットのオレンジとは発色が違うのです。


ガーネットは基本オーラのエネルギーの停滞をよく動かす性質を持っています。
ヘソナイト・ガーネットは、見た目の色の通りに第一よりも第二チャクラの停滞を動かす感触が
私は得られました。
乙女座生まれの私の身体的弱点は腸の弱さといわれますが、
そこの働きをカバーする石が誕生日の石だったのは単なる偶然だったのかもしれません。
原石指定なのは、他の日にルース(裸石)でヘソナイト・ガーネットが
誕生日石に指定されているからでしょうが、こういうマイナーな石は、
かえって原石なんて手に入るものではありません。
私には今あるルース1つで充分と思っております。