私の料金設定は決して高いほうではありませんが、安くもありません。
生活に困っていたら、もっと上げなくてはならなかったかもしれませんが、
天の助けか、保障されることになったので、料金体系を変更せずに仕事できています。

エッセンスのリーディングや、クリスタルヒーリングのリーディングという
形のあるものが授受される場合は、全く問題ありませんが、
オーラソーマのコンサルだけなんていう場合は、物品が何も動かないので、
どのように値段設定をしていいのか初期の頃は戸惑いました。

同じ様なことを実はカウンセリングを始めたばかりの故河合隼雄氏も考え、
初めは料金を取らなかったというのが本に載っていました。
しかし、日本人が欧米化していくにつれ料金を取ったほうがうまくいくようになってきたとか。

私が駆け出しで料金を低く設定していた時代、
相談の内容がヘビーで、コンサル以外にも動かなくては解決せず、
結局持ち出しが出て赤字になったこともありました。
また、相談者は値段が低いと気軽に相談してきますが、
対価の価格が低いと、相談している本人が真剣さに欠けることもあります。
そのような場合、こちらに負荷がかかるのです。


お金に対する感覚は、個人で違いがありますので、
一回のセッションに一万五千円といっても、これが高いと思うか、妥当と思うかは、
分かれるところです。
でも、考えてみてください。
相談しようとしているその人は、人生に行き詰っているかして、
変わるきっかけを求めている人です。
その人生が、一万五千円で変わるとしたら、それは高い金額なのでしょうか。

私はこの金額を高いという人は、自己価値が低いのだろうと思うようになりました。
ヒーリングは占いではありませんので、自分次第で確実に変化を伴うことが出来ます。

受ける本人に自覚と責任を持ってもらうには、
低い金額設定は、するべきではないと現在は思っています。