私の姉はもと国際線客室乗務員であったことはすでに何度か書いたことだと思います。
今回の放射能漏れについての報道の中に、
東京~NY間を飛行機で年間に何度も行き来した状態というのを見た瞬間、
姉本人は噴出していました。
「これをいうなら、私なんてとっくに被爆者じゃない。」と。

その姉は実はチェリノブイリの前後のロシア上空をフライトし、
後に甲状腺機能亢進症を発症しています。

しかし、発症後に一児の母となり、
現在もおおむね健康で暮らしています。

私は身内としてその闘病の様子も目にしていましたが、
現代医療と本人の努力で、自分の身体とつきあっているだけで、
これは大方の人と変わらない特別なことではありません。


現在が、楽観できない状態なのは承知しています。
けれども、必要以上に神経質になる必要はないというのも、
報道が真実なら姉を見ているので理解できている話です。

必要以上に不安に陥ることはないと思います。