占星術における土星は「カルマ」を現す星です。
現在土星が地球に接近しているそうで、サターンリターン中の人のみならず、
多くの人が土星の影響を受けていることでしょう。

では、その土星がもたらすカルマとは何かを
具体的に知ることが可能なのが個人の出生図です。

出生図は、その人が生まれた時に惑星がどのような配置になっていたかを
現したものです。


私個人の出生図を例としてみますと、
土星と木星並びに水星がハードアスペクトと呼ばれる凶角にあります。

土星と木星のハードアスペクトは、快楽と禁欲が絶えず衝突して、
快楽に耽ることを恐れる一方で規律に対しても不快感をもつ、
金銭と職業に関して浮き沈みが多い・・・・・・・・ということになり、
このことが自己に束縛や制限を創り出すわけです。

土星と水星のハードアスペクトは、土星が心を萎縮させ、
何事にも否定的でネガティブな考えをするようになりがち。
問題の根源は親の行動や条件付けにある場合も。
親自身が心配性だったり、鬱傾向があったかのかもしれません。
・・・・・・はい、心配性な母親でした。
これが制限や束縛として働くということになるわけです。

気持ち悪いくらいに当てはまっていますね。
ただ、これは友人が私の話しを推測して私の出生時間を4:45として出したもので、
私は正確な出生時間がはっきりしていない人なので、
微妙な誤差がでる可能性もあります。
そうなると私の場合は、オポジッションに太陽・月・冥王星・天王星も入ってくることになるので、
カルマの無茶苦茶多い人生ということになります。

カルマを名前の数秘から割り出す方法もあります。
名前をローマ字に置き換えてから数字に変換していくやり方で、
出てこなかった数字が「欠け」として学ぶべきもの(カルマ)を現すという考えです。
私は6と7の欠けがあり、
6は、前世で結婚を学んでこなかったことを現し、
7は、信仰の欠如を現しています。
これもどちらも思い当たるところがありまくりの私です。

では、カルマがあったら何なのかということなのですが、
ここに顕れているのは学ぶといいものなのです。

土星と木星のハードアスペクトのある私は、ギャンブルには手を出さないに限ります。
思いっきりのめり込む可能性を持っているからです。
土星と水星のハードアスペクトは、インナーチャイルドの癒しによって解放されました。
昔の私と違い現在の私はかなりなところ、ポジティブシンキングな人になっています。
もとがネガティブだったからこそ、好いとこだけ見て終わることのない人間になりました。
結婚はこれからでも学ぶチャンスはあると思っています。
ここに顕れているのは子育ての必要性ではなく、
誰かと生きるということの学びだからです。
信仰は、あると言える自分になりました。
ただ、宗教がここにないだけです。
宗教が入ってくると規律に逆らいたくなる私には無理ですから。


こんな風に学んできたと言える自分になったわけですが、
先日のバーミストリーケアで、カルマに流されないようになるポイントのケアも知りました。
カルマとは、いつかは学ぶ必要があるけれども、
絶対にこうなるというものを顕しているわけではないからです。