愛を色に例えるなら何色でしょう?
ピンクでしょうか、赤でしょうか?

今回はオーラソーマとしての正解を求めるお話ではありません。
確かに「無条件の愛」は、ピンクのキーワードです。
でも、「情熱」ならレッドです。

なら愛は、何色でしょう。

恋するハートはピンクで表現していることも多く見かけませんか?
でも、恋する心にはエゴがつきもの。
こうなると、ピンクの無条件の愛とは遠く離れたものでしかありません。

オーラソーマでマゼンタと定義する色をビンクもしくはショッキングピンクという、
言葉で表現する人も実に多く見かけます。
それが間違っているとかではなく、
そのように感じるのなら、
そこには何かの愛が含まれていると感じているのでは?

マゼンタには「天からの恩寵」の意味があります。
ここには無条件の愛と違いもっと理性的なものがあるように感じられるのは、
私だけでしょうか。
思いやり深さをも示すマゼンタ、
そこには意志の流れがあり、これはハートの働きというより、
マインド的な働きです。
日本人は伝統的に精神レベルが発達しているせいで、
ここでの心の動きを感情とごっちゃにしてしまっている人が多くいます。
しかし、感情は未成熟な人が多いのです。

サトルボディの精神体にハートチャクラが存在するように、
精神としてのハートの働きが私達にはあります。
これとは別に感情体のハートチャクラが存在し、
アストラル体にもハートチャクラが存在し、魂の次元でのハートの働きがある。

さて、あなたは幾つのレベルで自己のハートを人生で表現できているのでしょうか。

エゴと言われるような低い次元の感情が、感情体の働きで、
誰かの役に立ちたいなどの無条件の愛に根ざした感情がアストラルレベルの感情だと、
言う人もおります。
これが本当かは私にはまだわからないけれども、
どのレベルも私達を個として構成していて、無視できない自分の一部であるということは、
断言できます。
ですから、心の一部にフタをして生きるような生き方は、発病を招くのです。
病気は自己の何処かと何処かのレベルに齟齬が生じていることの現れなのです。