すっかり暖かくなってこのまま春を迎えてしまうのかと心配していたら
今日は天からの恵み名残雪が降る東京です。

少し早めに咲いてしまった花達にはかわいそうな天気ですが、
この雪のおかげで実はとても多くの人が救われます。
そう花粉症の原因となる杉や檜は、この時期に降る雪で花芽が傷み、
飛散する花粉の量が減るのです。
ですから年が明けてからの雪が降る降らないは、大きく影響します。

私の幼馴染が現在茨城に住んでいて
彼女は東京に出てくると花粉症の症状が酷くなるといいます。
この話が示すように、花粉症は排気ガスなどの化学物質と花粉が結びついて
アレルゲンになるという公害説も実はあるのです。

雪は空気中の塵に水素が結びついて結晶するものです。
この意味では雪は大気中にある汚染物質をその結晶の中に含んで
地上へと舞い降りてくるので大気を浄化してくれているのです。
それで、雪が降った後はあんなに空気が清々しくなるのですね。


今日は地球が自然の営みとして行なう浄化が働いている日なのです。
雪という天からの恵みと地球の限りない優しさに心を温めて
名残雪降る一日を楽しみませんか。