私は二十代までは超がつく口下手な人間でした。
その私が他者と向き合い相手の人生に変化を創るために話をする
仕事に就いているのだから、人生はわからないものです。

この仕事に就いて特に意識するようになったのが言葉のパワーです。
どうやら私が発する言葉には、声の大きさなどとは関係なく、
強い力があるようなのです。

我が国には、古来より「言霊」という考えがあります。
発する言葉にも生命が宿るという思想です。

言霊を正しく使うだけで、言葉は何倍もの力を発揮します。

昔、ある巫女さんが「祝詞を正しく奏上すれば、憑き物はそれだけでおとせる。」と、
言っていましたが、最近では自分でも実感するお話です。

だからこそ、発する言葉にもっともっと注意深くあらねばとも思うのです。
特に他者の誹謗中傷はもちろんのこと批判も
出来る限り口にするべきではないと感じます。
その代わり、感謝する言葉、前向きな言葉はいくらでも口にするべきだと感じます。

おめでとう 

ありがとう 

大好き 

大丈夫

言っても聞いても気持ちの良い言葉は、たくさんあります。
そういう言葉を沢山発することで、良いエネルギーが自分にも帰ってくるのです。