私達は自己の中に「内なる男性性」と「内なる女性性」の両方のエネルギーを持っています。
フラワーエッセンスのリーディングをすると、必要となる花でどちらが発達していて、
どちらが発達していないかがわかります。

単純に考えると女性は「内なる女性性」が、
男性は「内なる男性性」が発達しているような気が致しますが、
これが実際にはそうでもないのです。

どちらも未熟な方もいれば、自己の性別と反対の性が発達している人もいます。
これは、1つには両親のどちらとより関わりあっているかも関係しているように思えます。

または、家族と折があわないゆえに独り立ちしようと頑張るからか
男性性ばかりが目立つ人もいます。
これは、社会と関わりあっていく、仕事をしていくというのは、
男性的な側面であるからでしょう。

男女同権が叫ばれて、社会の中でビジネスの世界で頑張る女性が増えたけれど、
そういう生き方の中では、女性性を発達させるのは、難しいようです。
これは自然にホルモンのバランスも崩れてくることでしょう。

私も男女の差別には泣かされて育ったけれど、
もともと体の機能さえ違う生き物なのに、何もかもを同じに扱うのは変だと思います。
互いの差を認め合うその余裕こそが欲しいと、
思うのは私だけでしょうか。