今回のタイトルをみて皆様どんなことを連想しましたか?
まず思い浮かんだことに、ご自分のマインドのパターンがあると思います。

故エリザベス・キューブラ・ロスは、人間の人生には15の大きく分けられるテーマがあると
最後の書の中で書いていますが、「おそれ」は、そのなかのひとつになっています。
沢山の人が生涯を通じてこのことを学んでいるということです。

さて、表意文字である漢字で書く「恐怖」は「おそれ」と読む字二つが組み合わされていますことに、
お気づきでしょうか。

それぞれの意味を普通に辞書で調べても違いは、何か見えてこないのですが、
わざわざ二つの「おそれ」をつくっているのが意味深に思えるのです。
といいますのも、オーラソーマでは色を分けるほどに「おそれ」を
区別しているものだからです。
バッチのエッセンスにおいても花の種類が変わるようにやはり区別があります。

それは、理由のあるおそれと理由のないおそれです。

前者の例は、過去犬に咬まれたことがあるから犬がこわい
テストで零点をとってしまって叱られるのがわかっていてこわい等です。
後者は前者のようにはっきりとした理由や根拠のないおそれです。
恐れる理由など何もないのにこわい時が、こちらになります。

日常でおそれを抱え込んでおられる方は、自分のおそれがどちらのものであるかに
先ず、気づきましょう。
前者のおそれは体験が先にあるとしても、マインドによる定義がこのおそれをつくっています。
ですから、マインドパターンを変えることと、過去の嫌な体験を癒すことで
おそれでなくなるものなのです。

また、おそれに対峙する時に勇気を持って乗り越えようとしてませんか。
この方法は、おそれに費やすエネルギーよりも多いエネルギーによって打ち勝とうとするものです。
沢山おそれについやしていたら、もっと沢山のパワーを必要とする方法です。

大切なのは自分の中にある「おそれ」を認めてあげることです。
その上で、安心を得るようにしてください。
怖がってもいいんだよと、安心させてあげることです。


恐怖と向き合う時、恐怖を否定するやり方では、
ますます大きなエネルギーが必要になるばかりなのです。
あるがままを認めることから進める次のステップがあるのです。