人生の中の癒すべきものとして、インナーチャイルドがあるということは、
認識としてかなり定着してきた感じがしています。

しかし、そのインナーチャイルドの癒しは、
1回ワークすればいいというような性質のものではありません。

オーラソーマのボトルを使おうと、フラワーエッセンスを使おうと、
プロの指導を受けようと、自分でワークするのでも、
何度も繰り返し癒す必要があるのがインナーチャイルドです。

何故なら、あなたの中にいるチャイルドは一人ではないからです。
20歳の人がチャイルドを癒そうと思っても20人いても不思議ではないのです。
1才のチャイルド、2才のチャイルドというように自己の成長の段階に合わせて
何人ものインナーチャイルドがいるのです。

大きく影響を与えているチャイルドが癒されれば、
大きな変化が得られるでしょう。
しかし、気づかないような小さなことに影響を与えているチャイルドもいるかもしれません。
昨日、私が気づいたのは、食べたいものを食べたいだけ食べる自由のない自分でした。

私の姪は一人っ子なので、周りに遠慮して食べ物の量をコントロールする感覚がありません。
大人の分も貰ってしまって嬉しそうです。
そういう様子を見ていて微笑ましいのと不快に思う自分が同時にあることに気づきました。
何故不快に思うのかを探っていったら、
限られた量を分け合って食べることをしつけられた自分に気づいたのです。
マインドでは納得している、私の育った家は決して経済的に豊かな暮らしではなかったから、
そのようにしなければならなかったことを。
けれど、感情では好きなものをいっぱい食べたかった自分の気持ちが残っているから、
姪の遠慮のない様子に不快になる。

もしかするとこれは、豊かさの受け取りの制限にも通じているのかもしれませんね。
全てはつながっていて影響を与えているものだからです。


あなたも、気づいていないチャイルドがまだ泣いているのかもしれません。