ハートを開くということ、これは別に胸を切り開いて心臓を取り出すという
意味だと思っていらっしゃる人はいないと思いますが、
実際にはどういうことかを理解していない方もいるのだと、
気がついたので、今回はこのことを少し詳しく見ていきたいと思いました。

先日、本音と建前とを使い分けているうちは、まだまだと書きましたが、
ハート、第4チャクラに対応するカラーはグリーンです。
グリーンのキーワードには、「正直さ」「安全」「真実」等があります。
つまり、周りに対して何も隠すことのない状態が、
ハートを開いた状態なのです。
世間に対して、家族に対して、嘘偽りのない生き方をしていたなら、
その人はハートが開いているといえるでしょう。

隠したい何か、言いたくない何かがあるという生き方は、ハートを閉ざさるを得なくなります。
「正直さ」は、周りに対してだけではなく、自分自身に対しても要求されます。
つまり、自分自身をごまかしている状態、臭いものに蓋した生き方は、
ハートのエネルギーをどんどん閉ざしていくのです。


ハートで思い起こされる色がもうひとつあります。
ピンクです。
ハートが完成されて初めて表現することが可能になるもの、無条件の愛です。
ありのままの相手を愛することが可能になるのは、ありのままの自分の受け入れが
出来てからのことなのです。
オーラソーマの社長のマイクは、「愛だけが唯一のリアリティ」だと語ると聞きました。
それ以外のこの世のものは、全て幻想なのだと。
般若心経を噛み砕いても同じ意味になります。


隠すことなど何もない、愛から動くことが出来る状態、
それが、ハートを開いてハートから生きることの前提なのです。
そして、これを体現するには、人生に対する全服の信頼があって可能になるのです。