土曜日に聞いた話の中にこの「分霊」という現象についてがありました。
私は子供の頃から気になっていた現象なのですが、
どういうものかとわかりやすく表現するなら、以前は一人だった存在が、
次に生まれ変わる時に二人以上の存在になるという現象です。
最近の言葉で言うなら「ツインソウル」あたりがこれに当てはまるのではないかと思います。

これは、魂が自分の霊的成長の為に敢えてこういうことを選択しているのです。
まぁ、短時間でいろいろな側面を育てる方法とも言えるかもしれません。
一人だった存在が、2人の人間になって育つということは、
単純に考えても経験が倍になるわけですから。

「神聖なる自己」というのは、それでも一人なので、
時空を超えてこれを見た時には、最終的には1つの存在の成長になっていくものです。

本当にこの世には三次元での理解を超えたことが沢山あります。
だって、今ここにいる自分の分身が世界のどこか、
または高次存在として生きているかもしれないということです。
そして、自分次第で他に分かれた部分とも統合することも可能なのです。


もしも、マインドが混乱している方は、植物を想像してください。
樹はそれぞれの枝先に花をつけても一本の樹です。
この樹としての存在が全的な自分で、
いつもこれが「自分だ」と思っているのが花の部分なのです。
自分と認識している以上の部分が自己にはあるということです。

そして、これほどに普段私達が自分と認識している存在は、
美しくも小さな部分でしかないのです。