皆様、昨夜の皆既月食はご覧になられましたか。
私は寒さもあって、出たり引っ込んだりを繰り返しましたが、
欠けている途中と、月が完全に地球の影に入ったところを見ることができました。

占星術では、月は感情を象徴します。
その月を地球の影が覆うというのは、
心を闇が飲み込んでいくことを象徴しているよう等と、
考えてしまいました。

こんなことを考えるほどに心の闇というものは、
普通の感情より強い存在であるからです。
心の一部としてみれば心の闇もまさに一部なのですが、
強弱を問うなら、意識して光を目指す心を強くしない限り、
心の闇の働きの方が強いのが一般的です。


でも、自分の影に飲み込まれて光が見えなくなっても、
光そのものがなくなったわけではありません。
光は常にそこに在るのです。

例え心の闇に覆われて自分の光が見えなくなったとしても、
光が変わらず自分の中に在ることを信じていれば、
必ず光り輝く自分を手に入れることができるでしょう。

あなたが自分自身を信じて、
あなたの味方であり続け、
あなたを大好きでさえいれば、
あなたの中の太陽は何者に遮られることなく輝きだすのです。