今朝は目覚めたら、すでに十時を回っていました。
時間の約束のある用事は何もない日でしたが、
区役所に書類を届ける必要とか買い物があったので、
食事をして支度して出かけたので今、これを書いています。
寝坊の原因は二つ。
ひとつは清水玲子の漫画「秘密」を寝る前まで読んでしまったこと。
平成23年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した作品です。
近未来の日本を舞台にしたSFサスペンスで、
凶悪犯罪の事件解決のために、死者の脳に残る映像を解析して、
犯罪捜査に向き合う警察官達のお話です。
この作者の絵は線がすっきりしているので生物室にある解剖の標本を思わせますが、
リアルを想像するとかなりグロテスクなものをあっさり描いてくれていて、
けっこうショッキングな作品です。
癒されるよりもトラウマになりそうなタイプの作品ですが、
犯罪の中の人間像には時に共感することもあります。

そしてもうひとつ、やっと得られた眠りが突然あふれた鼻水のために中断しました。
そう、花粉症です。
今年は植物全体の開花が遅いので、発症も遅くなっていましたが、
ついに出ました。
お蔭で寝が浅くなり、普段よりも多くの睡眠時間が必要だったようです。
花粉症は寝不足すると症状が悪化するので、
こういうことがあると悪循環に陥ります。
今夜は早く寝るように心がけます。

この花粉症はアレルギーですから単純に考えると免疫に関係していて、
したがってハートにかかわると言えますが、
ここ数日は癒しても癒しても眠って起きるとハートが痛くなっていることに気づかされます。
自分は癒しているのに、何故眠っただけでハートが傷つくのでしょうか。

人間は眠っている間に集合無意識という部分で他者と交じわっているという説があります。
エネルギー的な交流がここでは行われているわけです。
昨日というタイミングと、春先という別れを目前に控えた人々が沢山、
この時期は胸を痛めているのが現実です。
今経験していなくても、過去の別れを思い出している人もいるかもしれません。
この季節の日本には様々な別れに胸を痛めた人々が沢山いるわけです。
そんな人々の集合無意識が何かのパワーとして働くことがあっても不思議ではないのです。

日本人の花粉症の多さは、
春を年度の一区切りとする習慣的なものとも関係している気がします。

とりあえずは、自己ヒーリングと、ポマンダー、フラワーエッセンス、
そして免疫力を引き上げるアサイージュースで今年も乗り切るつもりです。

いつでも、薬は最終手段と考えたいものです。