黒魔術を使っていると、その人の魂はどんどん闇に染まっていきます。
この闇に染まるというのはどういうことかと言いますと、
エゴが増長し、光からは遠ざかり、孤独感は増すばかりです。
それだけならまだしも、この道の果てにあるのは、魂の消滅です。

魂が消滅するというのは死とは全然違うものです。
私達の死は三次元にある肉体が滅びるだけで、
魂は永遠不滅の存在です。
ですから、これを読んであなたが否定しようとも、
輪廻は繰り返され肉体への受肉が続けられるのです。
この永遠とも思える循環から抜け出す方法が、光への解脱(アセンション)と、
闇に吸収される消滅しかないのです。

私が他者の健康なることを羨んで生きていたなら、
魂はどんどん闇に染まっていったでしょう。
誰かを恨んだり憎んだりし続けるのも同様です。


ハートに闇の生物が巣くっていて、ハートのエネルギーがそれに食われていたら、
本人に入ってくるエネルギーは宇宙に無限にあるはずのそれではなく、
有限になってしまうからそれはそれは苦しい制限の人生しか送れない状態になります。
こんな時に、「どうして自分ばかりこうなのか?」と、人は考えずにはいられず、
うまくいっているように見える人の状態を喜んであげるのは難しくなります。
そうしてどんどん自分のなかの光の性質を見失い、
大方の人は闇に染まっていくのです。

でも、光を受け入れ続ければ、
病いと戦う日々は、ささやかな健康や愛する者の健やかなることへの喜びになります。
さしのべられる手をつかんでみれば、
自分がひとりで生きているわけではないことに気づきます。

どのような状況でも、光に向かうのも闇に向かうのも自分の選択なのです。


己の中にある光を表に出せるのは、
唯一人自分だけなのです。