写真はいきなり私のお宝公開でございます。
高校生の頃、アニメショップで1枚につき5千円払ってゲットしました2枚のセルの内の一枚です。
おたく本を作ることこそしなかったけれど、
「ガッチャマン」はかなりはまったアニメでした。
はじめは南部博士が好きだったのですけれど、最後にはジョーに恋していました。
もともと私は竜の子プロの絵が好きで、
これを考えると最初から筋肉質な人体が好きだったのかしらと思います。
初恋の人も学年一のスポーツマンでした。

何故、筋肉が好きかと問われてもわからないとしか答えられない。
ただ、そこに「美」を感じるだけなので・・・。

私の初恋の人は、身長は私とそんなに変わらなかったのですが、
体重は私のほぼ倍で、いかにがっちりした体躯の持ち主であったかということと同時に、
小学生の私がどれほど華奢な身体の持ち主だったかが伺えます。

つまり、この人生で最初の恋愛でさえ、私は自分と性格も身体という物質的なものにおいても
正反対のタイプを選んでいるのです。
ユングの心理学における異性の原型の最初のパターンは「力」ですので、
この初恋の人というのは実にわかりやすい「力」のパターンの人だったと、
振り返って冷静に考えてしまいます。
ないものに憧れる心理というものもあるのでしょうが、
私は恋愛に限らず、友人も自分にないものを持っている人と付き合いたくなる傾向があります。
ただし、それがうまくいくとは限りませんが。

昨年オーラソーマのレベル3を再受講した時に、
先生を含めた女子トークで、私は内心驚いたのですが、
自分と感性の近い人をパートナーに求める気持ちって私にはなく、
相手と自分の共通のものを求める心理は、現在はあまりない。
相手とわかり合えることは嬉しいけれど、同じであるという所には価値をおいていないのです。

これが、好いことか悪いことかという判断はおいておくとして、
人間はDNAパターンの違う人の体臭を好ましいと感じるのは、
男女ともに同じで、
DNAパターンの近い相手に対しては本能的に避けたくなるらしい。
これにより、年頃のお嬢さんがお父さんを「クサイ」と言い出すのは、おきるという。

こういう話を知ると、私のないものを持っている人に惹かれるというのは、
かなり本能的な反応なのではという気分になります。
もしかすると、
恋愛を精神のレベルでするのか、スピリットのレベルでするのかの違いかもしれません。


セッションで、恋愛相談が出ることは珍しくはありませんが、
皆様のお話を伺っていて1つ思うことは、
ご自分の恋愛に関する観念を手放して相手を観ることが、
ストレスを減らすように思います。
「こうでなくちゃ・・・」がある人ほど、自分の思いにがんじがらめになっていて、
きりきり舞いをされているように見受けられます。

自分と同じを求めるよりも違うところがあって当たり前くらいに考えられれば、
もっと相手と一緒にいることを楽しめるのではと、
思うのですけれど、
こういうのは遠くから観ているだけだから感じることなのでしょうか・・・。