いま住んでいる部屋の住所は、丁番から部屋番までをたすと、
私の誕生数と同じ「9」になります。

これを見て、私は、ここで何かを締めくくるのだと直感的に思いました。
私は誕生数よりもリピーティングナンバーの「7」が強く出てくる人生でしたが、
この部屋に住むと、本来の「9」の働きが強くなるだろうとも思いました。
実際の所、この読みは当たっていたと思います。

この部屋にいる間で締めくくったもの、
ここの土地に店を出している前世の旦那との関係性、
オーラソーマのプラクティショナー(研修生)という立場、
父への憎しみや怒りを手放すこと・・・・・・・・等々。
10年あればいろいろです。

実は現在の部屋の不動産屋は、前世の旦那の取引相手です。
彼の会社にいる頃、私は何度も請求書を届けにいっています。
この会社の管理する部屋だと知っていたら、最初から選ばなかったかもしれません。
けれど、全然関係ない下北沢の不動産屋の仲介でみつけ、
内見して気に入ったので決めたら、わかったのです。

知っていたら、選ばなかった理由は、リフォームを専門に請け合う店なので、
住んでいる間に部屋にトラブルが出た場合、
彼が来る可能性があったからです。
隙あらば、人をホテルに連れて行こうとするような人に、
1人でどこに住んでいるかを教えたくありませんから。

しかし、私がここに住み始める直前、
世間を賑わした事件がありました。
独り暮らしの女性が強姦殺人にあい、犯人はリフォームでその部屋に来たことのある
内装業者だったというものです。
仕事で来た時に合い鍵を作っていて、これを使って侵入したという事件でした。
こんなことの直後でしたから、大家さんがとても神経質になっていて、
「トラブルがあった場合は不動産会社でなく、自分に直接連絡ください。」と、
不動産会社を通さぬご自分が信頼する業者を使っての対処を続けてくださったので、
心配していた事態は起こらずに今日まで過ごしてきたわけです。


部屋探しに住所まで気にしていたら、
いつまでもみつからなくなってしまうかもしれませんが、
住所がもつ数字もやはり、私達に作用するものなのです。
それは、誕生数ほど強いものではありませんが、
私のように符号が一致して、力を発揮することもあるものなのです。