私の大切な人は、春に逝くのが好きらしい。
流石に昨日の午後から泣き通しです。

友人Mの魂が肉体を手放したから。


彼女とは、阿佐ヶ谷美術専門学校の同級生として出会ったのです。
美術系の学校でも、マンガ家を目指す人はそう多くいるものでもなく、
私達は同志として親しくなった。
あれからちょうど30年目の春です。

感情優先型の彼女は、マインド優先型の私とは正反対で、
「どうしたいの?」といっては、怒っていた。
感情で動かない私にそばでイライラすることも多かったようです。

運命的にオーラソーマと出会った時も一緒にいたのですが、
彼女はその時その場で、「これやりたい。」と思ったという。
一方私は、すでに書いたように自分が使うボトル代を浮かせる目的で
レベル1の受講を決めたのに、
私と彼女はまったく同じタイミングでレベル1を取得した。
レベル2終了後、「東京駅での仕事があるのだけれど、私ひとりでは出来ない。」と、
開業登録する気の無かった私を巻き込み、登録する切欠をつくったのは彼女です。

その後、私も彼女も霊性があがり、自分達がある前世で関わり合っていたことを知る。
彼女の元旦那もその時の関係者でした。

私の話す幽霊との日常を聞いているうちに、
「幽霊が恐く無くなっちゃった。」と、見える子「みっちゃん」にもなった。


私の家族が理解できない部分の私を彼女は理解し受け入れてくれた。
そういう存在でした。

今年の春先にはCKの販売会をしようと言っていたのに、
「具合が悪くて何も出来ていない。ごめん。」とメールが来たので、
焦らず、養生するようにと返したやりとりが最後の会話になってしまった。


彼女と私は明らかにソウルメイトなので、
未来でも必ず出会うでしょう。
わかっている。
それでも、今は、
涙が止まらない。