今年の2月頃から最近まで、私はとにかく物語が読みたくて貪るように、
ライトノベルを読み続けていました。
それも恋愛モノというかっての私が絶対読まないジャンルです。
自分でもどうしたのだろうと思ったのですけれど、
読めるときに読んでおくのもありと考えて読み続けました。
すでに半分以上を古本屋に売ってしまったので、
何冊読んだか数えていないのですが、1月に20冊くらいは、読んだかも・・・。

ラノベ限定なのは、ハッピーエンド以外読みたくないからです。
仕事で人様の複雑な人生と向き合っている私ですので、
仕事以外で頭を悩ませたくありません。
単純ですっきりしたラストのお話を読みたいのです。

恋愛モノ限定なのは、こういうものを読む楽しさが、
やっと理解できるようになったせいかと思われます。
もっとも、主人公に同調は出来ないものが、ほとんどですが・・・。
でも、自ら行動することで人生を切り開いていく女の子達の姿を見ているのは、
楽しいです。
私は人生に受け身で生きる女性像を好まないので、
ハーレクインの世界は好きではありません。
この好みの延長とも言えるのが、
さいとうちほさんの「とりかえ・ばや」かもしれません。
日本の古典を漫画化した連載ですが、
男装して出仕して才能を発揮する主人公の女の子には、
大いに共感するものがあります。

普通に10代・20代を過ごすことの無かった私。
今更青春が来るのかは知りませんが、
恋愛感情も面白いと共感できるようになったのは、
ハートの癒しが進んだ証拠なのでしょう。