ずぅーと読みあさっていたラノベ(TL)熱もやっと落ち着いてきたようです。
このところは、コミック化されたハーレクインを読んでいます。
そうしたら、私のパートナーが、
「こんなの読んでいて男性不信が悪化しないのか?」というのに、
吹き出してしまいました。
私は無料の立ち読みばかりを読んでいるので、
物語の始まりとしてはヒロインがヒーローと出逢い傷付けられるというものか、
かって深く愛し合った時もあったのに現在は憎しみ合っていたり、冷え切っていたりというのが、
多いからだと思います。
でも、ご存じのようにハーレクインでバッド・エンドはほとんどありませんので、
ラストは読めなくても想像がつくものがほとんどなのです。
ハーレクインを読み出したのは、
「恰好いい男性ってどういうの?」という、疑問に付きあたったからです。
それで世の中の女性が求める男性像を知りたくて、読んでみた感じなのですが、
滅多に私が恰好いいと思うヒーローはいません。
また、これはラノベのほうでも同様で、
私は流行のヤンデレは、趣味じゃない。
基本、腹黒いキャラクターは、好みじゃないので、
現代のウケの主流から思いっきりずれているとしかいえません。

自分が癒しとは無縁で、不幸を背負って生きていた頃は、
ハッピー・エンドものはあまり好みませんでした。
キャラクターも腹に一物抱えたようなのや何かを胸に秘めたキャラが好きでした。
癒されて、自分の内面がすっきりしてきたら、
暗いネタのストーリーを読む気がしなくなりました。
そういうのもありますし、私は仕事で思いっきり重い方々と向き合うことが多いので、
気持ちが切り替えられるライトなもの、
ハッピー・エンドを好むようになった気がします。

ハッピー・エンドなお話を貪るように読むことで、
成功体験のシュミレーションを無意識がしているようにも思えます。


ともあれ、その人の心の状態で受け入れられるものというのが、違うので、
歌でも、お話でも「悲恋」を好む人もいれば、
「大団円」がいいという人もいるということは、言えそうです。

そして、私のようにしつこく繰り返し読んだり、聴いたりするタイプは、
潜在意識に入り込みやすいので、
前向きな言葉や、幸せなお話を心に染み込ませるほうが、
人生がより良く回ることの助けになると、断言できるのです。