ここの所、私が割りと好きだった俳優さんが続けて亡くなられています。
故人への新たな移行を心より応援したいと思います。

病に倒れ志半ばとなることは、悔いの残ることも多いでしょう。
大方の人にとっては病は自己を突然襲うものでしょう。
だからこそ病と向き合う時に闘ってしまうのかもしれません。


遺伝子異常なんて体に生まれてきますと、この体は普通の健康な状態というものを知りません。
こういう体と長く付き合ってきたからこそ実感している想いがあります。

「病と闘っては、いけません。」

皆さんが病気と呼んでいるものはあなたの一部です。
病と闘うということは、すなわち自分と闘う、自分を攻撃することと同じ意味なのです。
病と闘うことは、あなたの一部を否定する行為に他なりません。

私はこのブログで病気のメカニズムについて書いていますが、
例えば「癌」であっても、あなたがつくりだしたものなのです。
そんなものをつくりださねばならないほどに自分の状態がなっているということを
静かに受け止めてあげて欲しいと思います。

ここで必要なのは病気と闘う勇気という男性的なエネルギーではなく、
すべてをありのままに受け入れ包含するという女性的なエネルギーなのです。


多くの病気を自己治癒した人達の手記に共通するのが、この闘わない姿勢なのです。

病気はあなたの魂があなたへ送る「気づきのサイン」です。
自己の在り方の方向性を修復するべきものがあることを示しています。

もし、なにか病気が見つかった時は、

「私の魂は、私に何を知らせようとしているのかしら?」と、

天使からの贈り物のように大事に受け取ることが出来たら、
闘争か死かという姿勢を手放せるのではないでしょうか。