色と身体の関係性は、実はとても深いものがあります。
身体の各部でバランスを整える色は違います。
オーラソーマの定義では足元レッドに始まり頭頂でヴァイオレットと虹のスペクトルのままに、
展開した後さらにその上マゼンタへと続きます。
つまり、このスペクトルカラーはすべて私達に必要な色でもあるのです。
又、この関係性を活かして不調のあるところにそこと関係する色を用いることで
調子を整えることが可能なので、
日常身につける色というものは、とても重要な意味を持っています。

このことを良く知っているオーラソーマファミリーは、
仕事着は白と限定されていますが、日常は大概カラフルな色を好んで着用するのです。

しかし、世の中は季節や不景気も影響するのか、こうはいかないようです。
先日も渋谷に買い物に出た時に目にした光景は、頭を抱えたくなるものでした。
ハチ公前の交差点を渡ったその時、たった一人の人を除いてすべての人が
黒又は黒に近いグレーに身を包んでいたのです。
写真の世界でもないのにモノトーンの世界が広がっていたのでした。
私の視界でこうなるということは、モノトーンを着ていない私は、
あの瞬間目立つ存在だったろうなぁと苦笑します。

モノトーンであっても白はすべての色のスペクトルを持っているので
これは全色を身につけているのと同じです。
仕事場などカラフルな色を身につけるのがはばかれる場合は、
白の面積を大きくしたいものです。

そして、同じ色でも植物や鉱物の持つ色のパワーは強さが違います。
天然素材のスカーフやショール、ストールをアクセントに入れてみたり、
天然石のアクセサリーやジュエリーで必要なカラーを身につけるのも効果的です。


※オーラソーマを学ぶ者は、上下にこだわりなく等しく仲間という考えがあり、
 私達は自分達をオーラソーマファミリーというのです。
 家族だから、最高責任者のことも皆呼び捨てなんですね。(^_^)