子供の頃、親にねだって茶道のお稽古に通わせて貰っていました。
しかし、私が通える範囲に住む先生は、
資格は出せないけれどたしなむ程度なら・・・という実は華道のお師匠さんでした。
そこに週一回、小学二年生から中学三年生の受験目前まで通っていました。
私がお茶を習う同じスペースでお華を習う人々もいて、
とても静かで豊かな時間を過ごさせてもらったと思います。

先生が活けられた花を床の間に飾られているのですが、
とても長持ちすることに気がつきました。
上手く活けられた時には、三週間くらいは私達の眼を楽しませてくれたでしょうか。
お生徒さんたちは口々に「こんなに花がもちません。もって一週間です。」と、
仰っていました。


現在、家には菊が一輪咲き誇っています。
この菊は先月の末にセレモニーで使用したものをいただいてきたものです。
セレモニーで使用された花は、いつもとても長持ちします。
それはやはり、五次元のエネルギーに触れるからなのでしょうか。
この菊のもち方は子供の頃、目にしていたものと様子が違います。
先生の活けた花は、花は長持ちしていても、葉から衰えていくのでした。
しかし、今ある菊は葉も生き生きしたままです。
この様子を見る度に、不老不死は現実の話だと確信する私でした。


セレモニーの詳細をここで語ると、著作権法に触れてしまいますので、
興味のある方は、最近出版された「新しいレムリア」(太陽出版)を
お読みいただくことをお勧めします。