人間がアセンションしていく上で1番最初に身につける必要があるのは、
自己を「ゆだねる」(サレンダー)することです。
ところが、これは大方の人にとってそんなに簡単なことではありません。
私達は自己の進み方や癒しをコントロールしたがる面があるのです。

例えば、自己の為に良さそうと思うワークショップやセミナーがあっても、
「今月は金欠だから・・・。」
「ヒーリングっていったって治る保証もないし・・・。」
「現在は仕事が忙しいから・・・。」と、
様々な理由で、行かない、進まずにいる口実を見つけるのです。


何時までエゴや顕在意識に自己のイニシアチブを取らせるつもりなのでしょう。
そのやり方で来て、自己が傷つき、既に発病したりして追い込まれていても
まだ同じやり方にしがみつこうとしている人達が沢山います。

あなたの神なる側面は、あなたがそのやり方を投げ出したくなるまで
ただ、好きにさせておくことでしょう。

確かに、初めて逢う人に自己の人生をゆだねるに等しいヒーリングという行為には、
結果が見えない不安は生じやすいかもしれません。
顕在意識は形のあるものを信じたがるからです。
しかし、自分が信頼できる相手を選べないのも自己の責任なのです。
それは、病院の医師に対しても同じことが言えます。
世界はあなたの内面にあるものを忠実に映し出します。

信頼して自己をゆだねられる相手に出会えないのは、
あなたの中に不振の種があるからです。


私がこのゆだねるということに向き合った時、
仕事はない、貯金もカードもない、財布には千円しか入っていないという日々が、
一ヶ月ほど続いたでしょうか。
それでも、勉強会への参加を止めませんでした。
その中で奇跡的なメッセージを受け取り、メッセージに従うことで
現在の日々を迎えています。


あなたが自己をゆだねるその相手は、自分の高次なる側面です。
怖がる必要など何ひとつないということを、どうぞ想い出してください。