困ったことに最近私の身の周りで、「私、乳癌なの。」の知らせがよく届きます。
確かに年齢的にも発症がささやかれる域には、達しているのは事実でしょう。
私の友人は結婚していても子供のいない夫婦も多いので、
それぞれが自己の女性性を謳歌しているとは言いがたい。
こうした内因的な要素がなければ発症に結びつくものではないのでしょう。
しかし、ある友人の癌との取り組みによって驚くべき事実がいっぱい浮かび上がってきました。
まず、乳癌と牛乳の関係性というものがありました。

健康にいいとされる食品が、実は乳癌の発生率を高くしているというのです。
正確に言うなら乳製品全般ということになるでしょう。

始めは私もその話を疑いました。
しかし、その理屈を知ればすぐに納得できるものでした。

さて、お乳は本来どんな時に出てどんなタイミングで飲むものでしょうか?
子供が出来、その子供が生まれ育ち、離乳するまでですよね。
牛も本来はまったく同じなのです。
実は子牛が生まれる前のお乳は、ホルモンの状態が違うのです。
しかし、現状ではここに注目することなく生まれる前に出るお乳で、
多くの乳製品は作られています。

ちょっと不自然なものを私達は理解せずに食していたのです。


私の知っているある人は、小さい頃から水代わりに牛乳を飲んで育ちました。
彼女は子供もいて、今もラブラブな旦那様と暮らし、
実はそれでもアプローチする男性が途絶えないという人です。
最初に出てきたタイプと違い自己の女性性を否定することのない人ですが、
この数年原因不明のホルモン異常には悩まされています。
更年期でないことは確認済みで、むしろ逆パターンなのだという。
女性ホルモンの分泌量が多すぎるのだとか。
実はひそかに牛乳との関連を疑っている私です。


がんと取り組む友人は、乳製品のほかに砂糖や糖質のもの白米等を絶っています。
癌細胞は、糖分を好みそれを取り込んで成長するからです。
玄米菜食メニュー、特に野菜は出来るだけ生のものを多く摂取しています。

また、癌細胞の別の側面として熱に弱いことがわかってきています。
ですので、身体を決して冷やさないように、この夏はクーラーを使わず頑張っていました。
当然、頻繁な入浴も効果的です。
温泉湯治で癌が治ったという話がありますが、あれは理にかなった方法なのです。

私の友人は当然まだ若いですから本来なら
癌細胞の増殖も活発なはずですが、現在の所進行は進んでいません。
きっと、近い内に問題なくなることでしょう。


最後に私の体験を紹介して今日は終わりにしましょう。
私が二十歳そこそこの年頃のことです。
母はすでに癌で他界し、姉は嫁ぎ、家には父と私だけが残されました。
そんなある日、私は自分の左胸に異常を感じました。
乳房の中に塊が存在するのです。
右側から押すと左側に盛り上がりが出来るというゴルフボールよりは小さい塊でした。
これをみつけたことは、とてつもない恐怖でした。

しかし、母の看病とその後の家事手伝いという日々に、
まともに男性と付き合ったことすらないうぶな私は、
例え診察の為とはいえ、他の誰かに自分の胸を触られるのは嫌だったのです。
私は、自分で治すことを決意しました。

当時は今のように探せばどんな石でも手に入るという時代ではなかったのですが、
癌に最も効果的といわれるスギライトを手に入れることが出来ました。
そのたった一つの石と毎日ひたすらワークしました。
石を患部に当てながら、こんなものを自己につくってしまった自分に謝りつつも、
それほど辛かったのだということへの許しのアファメーションを泣きながら唱え続けました。
どれほどそんな日々を過ごしたかは覚えていないのですが、
いつしかその塊はなくなってしまいました。

結局、このことでは一度も病院には行かなかった私は、
組織検査も受けていませんから、あれが癌であったかの確証はありません。
けれども、何かがあったのは事実でその何かを私は消滅させたのです。
この時使用していたスギライトは、回復が不可能になってしまったので、
自然に帰したのを覚えています。


参考図書 「乳がんと牛乳」 ジェイン・プラント著 怪書房より出版