憑依している霊が自分の過去世の霊であることがあります。
今、生まれ変わってここに自分がいるのだから、
何故過去世の自分が取り付くなんてことが起きるのかと、
疑問に思う方もいるでしょうが、
この世の時間というのは三次元の私達が体感しているほどには、
直線的なものではないのです。

憑いているのが過去世の自分なので、
他人が憑いている時のように違和感はありません。
霊の感情も自分自身のもののように感じます。
おかげで、このタイプは憑かれている人の自覚も少ないケースが多いようです。

過去世の自分を成仏させるのに、
その人の心残りを解消すればいいようにも思いがちですが、
現在の私達なら過去を癒すことも可能ですが、
過去世の自分に起きたことは変えられません。
ですからできることは、ただ理解して愛を注ぐことなのだと思います。

それだけであがっていく霊が殆どです。
多くの者は自分の苦しみを理解されただけで心が解放されるものです。

過去世ヒーリングと過去世の霊を成仏させるというのは、
似ているようで違うのです。


愛しい寂しい古の自分
その幸多かれと願うばかりです。