私が幾つかの前世を思い出していることは、
このブログの読者ならご理解いただいていることと思います。

しかし、思い出すとしても現在の自分でさえ、生まれてから今日までの全てを思い出すことは、
三次元体のままでは不可能な話ですので、これは前世も同じです。
やはり印象に残るエピソードや映像(ヴィジョン)として思い出すのです。

前記事のなかに出てきた記憶もそういうものです。

頭の中で映画を見るような感じでしょうか。
退行催眠中でも私の場合は同じです。
退行催眠は受けている間、顕在意識がなくなるわけではありませんので、
今の自分の意識もそこにあるのです。(私の場合は常にそうでした。)


現世の自分がうまく行っていない時に、多くの人は前世に原因を求めたりしますが、
私はこれは安易な逃避に思えます。
大抵の現世のトラブルの原因は現世、多くはインナーチャイルドやバーストラウマにあるからです。
前世に原因がある時ももちろんありますが、
現世を癒すだけで変わることが殆どです。
今の自分と向き合うことをまず、実行してみましょう。
生まれついての病気(障害)等は、前世に原因があると思ってもいいでしょう。


前世を知りたいという方、とっかかりとしてはオーラソーマのコンサルも使えます。
幾つかのボトルには、過去世を特定するものがあるからです。
しかし、コンサルを受けても、そういうものが出てこない時は、知るタイミングではないということです。

日常の中の自分の感覚に繊細になることで、受け取れるメッセージは拡がるのです。
けれども、自分について正しい理解が伴っていないと、
受け取った情報を正しく識別することが困難になってしまいます。
ですから、どのような時も自分を知っているということは、とても大きな違いを生み出すのです。
デジャヴというものがありますが、本当に見たはずもないのに知っているのか、
見たことがあるのに忘れているのかの識別がついてない人も多く見受けられます。


もっと自分を知りましょう、そして現在の自分を愛しましょう。
それができなかったら、過去世の情報を得ても振り回されてしまって、
現在の自分に統合するのが難しくなってしまいます。

私達は愛を知るためにここにいるのです。
前世を知るのは、今ここの自分を愛するためだということを思い出してください。